安倍首相 辞任の意向固める 持病が悪化したことなど理由に | 安倍首相 辞任へ | NHKニュース
安倍首相 辞任の意向固める 持病が悪化したことなど理由に | 安倍首相 辞任へ | NHKニュース
安倍総理大臣は、持病が悪化したことなどから国政に支障が出る事態は避けたいとして、総理大臣を辞任する意向を固めました。安倍総理大臣は、28日夕方記者会見することになっていて、理由などをみずから説明するものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200828/k10012588071000.html
(後略)
正直、改憲だけはなんとしても実施して欲しかった。
劇場型政治を最大限に展開し、あれほど国民の支持を受けた小泉政権ですら、改憲どころか、国防に関する議論すらできなかった。*1
対して、同じ劇場型政治でありながら、醜悪なまでに失敗した民主党政権後の、国の立て直しという追い風を受け、中韓朝と言った特定アジアの軍事的脅威の増大の中、2度目の首相就任を果たした安倍首相は、国内ではマスコミや抵抗勢力の妨害で成果が出ない一方、中長期視点から繰り出される外交関係では、短期的に不利益を得ても、必ず取り返す強かさを見せ、特にトランプとの蜜月関係を生み出した手腕は、中国の軍事的、経済的圧力が高まる中、間違いなく日本にとって大きな利益となっていた。
ぶっちゃけ、ヒラリーのような民主党候補が当選していたら、アメリカは中国との経済的な癒着を深め、その対価として日本と韓国は、アメリカから中国に引き渡される供物になっていたはずだった。
とっくに中国と合体しつつあった韓国はともかく、それは日本にとっては悪夢でしかない。
それが一転、米中対立という流れになって、日本が成す術もなく中国の軍門に下る、という未来は回避された。
その点だけでも、安倍首相の首相としての実績評価は、歴代首相の中でも上位に入れてよい、と思うが、同時に国内と経済に関しては、原発の全面再稼働は未だに終わらず、２度の消費税増税というマイナス経済政策は、明らかに大失政と言えるだろう。
新型コロナに関しては、日本人の性質に助けられて酷い感染爆発こそ起こさずに済んでいるが、まだまだ解決には程遠い状況。
ここで、また健康理由による辞任というのは、本人が悪い訳ではないけれど、残念な終わり方だ、と言わざるを得ない。
*1:当時は、かなり日米関係が悪化していたこともあり、小泉首相が就任直後は、強烈な反米政権になるとホワイトハウスには警戒されていたらしい…まあ、実際にＣＩＡが日本を経済敵国扱いして世論操作までやっていた訳で、日本が反米に走っても不思議じゃない酷い事をやってる自覚はあったのだろう。911後に旗振りをしていたＣＩＡが失脚して、関係改善していったが、８０年代末から００年代中盤まで、アメリカは露骨に日本に対する冷遇、韓国への贔屓は酷かった。日本が半導体を捨てて自動車を守り、その半導体技術を韓国にタダ同然でくれてやる羽目になったのは、アメリカの経済圧力が主因だった訳だ…その結果が、半導体を主力に経済発展した韓国な訳で、本来は日本がその果実を得るはずだったと考えると、アメリカがどれだけ日本人に恨まれても仕方がない話、と理解できるだろう…そして朝鮮人の恩知らずっぷりも
ファーウェイ、ハイエンドチップ「Kirin」の生産停止 次なるグローバル化の切り札はHMS（36Kr Japan） - Yahoo!ニュース
ファーウェイ、ハイエンドチップ「Kirin」の生産停止 次なるグローバル化の切り札はHMS（36Kr Japan） - Yahoo!ニュース
ファーウェイの独自ハイエンドチップ「Kirin」は9月15日以降、生産停止となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1874d4a74e9b3a6f46128b15881c3c748ed930c5
米国がファーウェイの供給先に圧力をかけているため、傘下のHiSiliconは主力のKirinチップの生産が継続できない見通しだ。ファーウェイのコンシューマー端末事業CEOの余承東氏は「AIチップを製造できなくなるのは我々にとって大きな打撃だ」と述べた。
「Kirinチップの性能、コンピューティング能力は非常に強力だ。これは新しい技術であり、我々はこの分野でリードしている」と余氏は述べるが、米国の規制により米国の技術を使用しているファウンドリ(半導体受託生産会社）がファーウェイのチップを生産することは禁止される。
「残念ながら半導体の製造において、我々はチップの設計は行うが、チップの製造は手掛けていない」と余氏は述べている。
チップの生産ができなくても、ファーウェイには別の切り札がある。昨年、米国による最初の制裁によってファーウェイは、グーグルのエコシステムであるGMS（Google Mobile Service）を使うことができなくなったため、独自のエコシステムHMS（Huawei Mobile Services）の推進を加速してきた。
一般的に海外の消費者がGMSに対して持つイメージは「グーグルアプリの全部乗せ」で、アプリストア（Google Play）、メール（Gmail）、動画アプリ（YouTube）、地図アプリ（Google Maps）、ブラウザ（Google Chrome）など主要なアプリを含むものだ。これらは海外ユーザーが基本的なスマホアプリとして必要とするものだが、米国による制裁が強化されてから、海外で販売されるファーウェイのスマホにはグーグルアプリが搭載されていない。
HMSはチップの生産ができなくなった後のファーウェイの次なるカードとなりそうだ。
(中略)
インターネットサービスの年間売上高を見ると、アップルの480億ドル（約5兆770億円）、グーグル1400億ドル（約14兆8100億円）に比べて、ファーウェイの50億ドル（約5300億円）はまだ小さい。「インターネットサービスの利益率は非常に高い。我々は全世界に向けたビジネスを行いたい。中国の人口は14億だが、世界の人口は70億だ。先の道のりはまだ長い」と余氏は述べた。
元々ファーウェイがAppleと同じく、チップ設計のみを手掛けて、製造自体はチップメーカーという構図なのは知っていたが、チップメーカーは中国企業であり、原料を抑えられない限り、チップ生産自体には影響ないと思っていたけれど、違ったらしい。
実はチップ生産にアメリカの技術や知財を使う場合、生産がアメリカ国外でもアメリカ政府の許可が必要になっており、Kirinの生産に必要な超微細化技術はアメリカの知財なしには成立しない為、唯一チップメーカでKirinが製造できた台湾のTSMCに対して発注が出来ず、当然のように、アメリカの許可がある内に契約された分を除いて、Kirinの製造が終わってしまうのだとか。
HMSは、独自チップに比べたらくそ見たいなもんだから、価値は無いと思うよ。
