gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)
賀東招二が原案、きぬたさとし著という触れ込みで始まったこのシリーズ。
2巻から賀東が書くという事で、一巻から揃えてみた。
で、読了。読みやすくて面白かった。
ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 (ゼータ文庫)
んで、2巻のあとがきをみたら…。
きぬたさとし=賀東招二 とな!?
どうも、昔フルメタが短編と長編書下ろしの地獄の為、スケジュール破綻を起こして、長編をDM本誌連載という形式に切り替える際、あんまりにも前巻から間が空いたから「フルメタ完結するまで他の作品書きません」宣言をぶち上げた事があり、その前言を翻す形になることから、遠慮して変名を使ったらしいのだが、ギョーカイではバレバレであった為、開き直ったらしい。
なんだかなー。
とりあえず2巻も読み終わったけれど、アレだ。あとがき前の小劇は、以前賀東招二があとがきで言っていた、自分の作品は役者が演じているドラマみたいなものだ、作品を通じて出てくる同名・類似キャラは、役者が同じ(意訳)という話を具体化したみたいなものか。
…正直、イランと思ったが。
とりあえず、面白い事は面白いんだけど、魔法有りの世界との異文化衝突をテーマとしている割に、今ひとつソッチ方面のギミックが地味なので、「アメリカ産の刑事ドラマの模倣」という変な縛りはやめて欲しいところでは在る。