gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 撃たれた警官、無線で連絡「もうだめだ、助けてくれ。死ぬ」→3時間後に救出 - ライブドアブログ

<愛知たてこもり>巡査部長、無線で連絡 救出は3時間後
愛知県長久手町の立てこもり発砲事件で、殺人未遂容疑で逮捕された元暴力団組員、大林久人容疑者(50)に銃撃された県警愛知署長久手交番の木本明史巡査部長(54)が、銃撃から約2時間後に緊急無線で「もうだめだ」などと県警側に伝えていたことが22日、分かった。状況が緊迫していたにもかかわらず、県警が救出に乗り出したのはその約3時間後で、県警の判断の是非などが議論を呼びそうだ。
調べによると、木本巡査部長は17日3時45分ごろ、大林容疑者の次女里紗さん(21)から「父親が拳銃を持って暴れている」との110番通報を受けて現場に出動。到着直後に玄関先で発砲され、銃弾が首の右側を貫通してその場に倒れ、動けなくなった。
この後、木本巡査部長は緊急無線のスイッチを入れて「動けない」「助けてくれ」などと助けを求めていた。緊急無線はスイッチを入れれば常時話せるという。県警は現場周辺に機動隊特殊急襲部隊(SAT)などを配置したが、大林容疑者が「近づいたら撃つ」などと脅迫したため救出できなかった。
午後6時ごろ、木本巡査部長は無線で「もうだめだ」などと訴えるようになり、口調からも衰弱している様子がうかがわれた。まもなく県警側からの無線の呼びかけにも答えなくなったことから、県警は救出に向かうことを決断したという。
しかし、実際に救出できたのはさらに3時間以上経った同9時23分。県警は大林容疑者の逮捕後の会見で、救出までに約5時間を要したことについて「最善の態勢を作るのに時間が必要で、第二、第三の被害を出さないためだった」と説明していた。【松岡洋介】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000055-mai-soci

身内は、最後だ。
というレベルの話じゃないよなぁ…。

「最善の態勢を作るのに時間が必要で、第二、第三の被害を出さないためだった」

その最善で、一人が死亡、二人が重傷って、明らかにおかしいんだけど。
5時間放置って、結果論で物を言うとか、そーいう範囲を超えて、現場指揮の決断力が無かったことを端的に示す事例だといえよう。
…でも、これでキャリアが責任を取る事なんて決して無いのが、ニッポン警察。