gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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メグとセロン〈3〉ウレリックスの憂鬱 (電撃文庫)

メグとセロン〈3〉ウレリックスの憂鬱 (電撃文庫)
短期間に、3巻まで発売された本シリーズであるが、1巻から3巻までは「導入編」とも言うべき構成になっている。
既刊の範囲で言うならば、1〜2巻で、メグに片思い中のセロンが、謎の人影を追う事件を経て新聞部に所属するまで、と言う所謂下ごしらえ的な話を終え、3巻は新聞部として最初の事件を扱うという構成のようだ。
以下、ネタバレ。
ラスト近辺のセロンの不憫さは異常w。
頭が良く美形で金持ち、と言う普通なら「奴は…敵だ」(by横島@GS美神)なキャラであるが、シャイすぎて意中の相手であるメグミカに告白はおろか会話もままなら無いという欠点があるため、メグミカの天然な鈍感さにより、セロンが一喜一憂するのをニヤニヤ楽しむのが本作の醍醐味なのであるが、演劇部副部長のソフィアの恋を後押しする際に、良い友人関係である今の状態を壊したくなくて告白をためらうソフィアに対するメグミカの言葉が、セロンを滅多打ちにしていく辺りは、もう最高。
今回も、ストーリー自体はほとんど進まず、本も薄いのだけれど、(珍しくマトモな)あとがきで、本作は早いペースで出すと言っているから、薄くても刊行ペースが早いなら、まあ良いかな、と。
で、ジャージについては、普通に着ているだけでは萌えにならンと思うのですよ、ある程度のアンマッチという要素が…(ry
(中略)
結論としては、コスプレ衣装としての商品化は、まず、無理かと。