gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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Japan Aviation & Railway News (航空ニュース JAN) : 露空軍、第5世代ステルス戦闘機2013年にも受領

2008. 7/8
スホーイ航空機が開発中の『PKA FA(T-50)』来年からテスト飛行開始。プラズマ・ステルス技術導入?
[サンクト・ペテルブルグ発7月8日=ボリス・ミハイロフ]"無敵の戦闘機"F-22ラプター』に匹敵するロシア独自の第5世代ステルス戦闘機が2013年にも露空軍の手に届く。
露空軍参謀長、アレクサンドル・ゼーリン大将の発言としてノーボスチ通信が伝えた。
露空軍初の本格的ステルス戦闘機は暫定的に『PAK FA(T-50)』の仮称がつけられスホーイ航空機が開発中。
機体の空力設計にはモスクワ郊外ジューコフスキー市の『TsAGI』(ロシア中央流体力学研究所)が全面的に係わっている。
これ迄明らかになったロシア初のステルス戦闘機は洗練された外形に双尾翼を持ちエンジンは2基装備するという。
推力方向が変更可能なエンジンで運動性能が一層向上、制空戦闘能力と対地攻撃能力を併せ持つ。
ステルス性能はロシア独自のプラズマ・ステルス技術導入との見方も浮上している。
参謀総長は2009年からテスト飛行開始のスケジュールも示し、開発がかなり進行している事を匂わせた。
プーチン大統領時代、インドとの間で本格的ステルス戦闘機の共同開発で首脳同士が合意している。
露航空機産業関係者はスホーイ『PAK FA(T-50)』が米空軍が誇るロッキード・マーチンF-22ラプター』に性能面で互角との自信をのぞかせる。
本格的量産は極東地区のUACコムソモルスク・オン・アムール工場が担当する。

http://www.aviationnews.jp/2008/07/52013_6154.html

正直、ロシアの場合、ハッタリの可能性が高すぎてなぁ…。
これが中国なら、日本から掠め取ったステルス技術、とか言われると「もしかして…」とか思うけど。
完成予想図画が、正確に形状を模しているとは思わんけど、あのノズル形状でステルス機ですとか言われても、仮にレーダーには写らなくても熱源追尾には楽勝で落とされますとか、へんなオチがついたりして。
結局、ステルス機の優位性は「レーダーに映らないからロックオンできない」という一点にあり、圧倒的なキルレシオは、米国の保有する優秀なレーダー技術と長射程ミサイルと組み合わせ、相手の射程外から一方的に攻撃でき、反撃されないという部分にある。
仮に、ロシア機がステルス性能を保有していたとしても、しょぼいレーダー、命中しないミサイルで武装している限り、「格闘戦が発生しないので勝負にならない」んじゃないかな。
互いにステルス機で、ミサイルが封じられた状態になってはじめて格闘戦の性能が役に立つわけだが、アメリカが自身がステルス機を保有するに当たって、対ステルス対策したミサイルを準備していないはずが無いし。
実際、F35辺りが配備されるようになった頃には、先進国同士の戦争ではステルス機対ステルス機になるわけで、電波でダメなら光とか、動画解析による追尾とか、音波…は流石に無理か。なんにせよ、新しい索敵技術または現行のレーダー探査結果を高度に解析する技術が必要になる。
例えば、ステルスといってもレーダーの反応が微弱になってるだけだから、少しでも反応があった辺りを衛星やら電子戦機からの画像解析で探査して、敵かデブリかを識別、識別された敵機のみを対象にするような解析装置と、それに連動したミサイル追尾装置とか。
どのみち高い電子技術力が要るので、10年後はともかく、今の中露には無理だろう。…と思いたいが。
で、プラズマ・ステルス技術とやらだが、

Su50はレーダー波を吸収してしまう低温プラズマ膜を機体の周囲に形成する方式を採用している。

http://www.chosunonline.com/article/20071217000048

すげぇ胡散臭いw