gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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asahi.com:吸う?やめる?たばこ値上げ-マイタウン宮城

たばこ税が1日から引き上げられ、1箱(20本入り)の値段は銘柄によって110〜140円の値上がりになる。禁煙に踏み切れない愛煙家は経済的な負担が増えるため、値上げ前のまとめ買いで自己防衛。たばこ店は「特需」に沸いたが、反動を懸念する声もある。一方、大幅増税は禁煙したい人にとって格好のきっかけとなり、禁煙グッズが売り上げを伸ばした。
値上がりを控えた30日の昼下がり。JR仙台駅前のペデストリアンデッキに設置された喫煙スペースでは、多くの人が食後の一服を楽しんでいた。仙台市宮城野区の会社員女性(29)は「徐々に本数を減らして、もう少ししたらやめるつもり。1箱千円だったらすぐにでもやめるのに」。富谷町の会社員佐々木祐矢さん(23)は「禁煙するつもりはありません。10カートンを買いだめしました」と言う。
まとめ買いを見越し、カートン単位で予約を受けた店も多かった。仙台市青葉区木町通2丁目でたばこ店を営む岩渕公子さん(54)は「2回来て、合わせて80カートン(約25万円分)を買って行ったお客さんがいた」と話す。JT仙台支店によると、駆け込み需要を見込み、全国7カ所の製造工場も休日返上でフル稼働。約120億本を増産したという。
だが、岩渕さんは値上げ後の売れ行きが心配だ。「こんな大幅増税は初めて。どれくらい仕入れたらいいか見当もつかない」。2008年のタスポカード導入時も、自動販売機の収入が柱だった小売店は大きなダメージを受けた。別のたばこ店従業員(45)は「たばこは、今やコンビニで買う時代。タスポ導入で売り上げが激減しており、この増税はかなり厳しい」と不安をのぞかせた。
半面、増税を好機ととらえて禁煙を目指す人も多いようだ。同区のJR仙台病院では、すでに禁煙外来の年内分の新規予約が埋まっている状況だ。禁煙グッズのコーナーを設ける同区のダルマ薬局中央通店は、9月はニコチンパッチ・ガムなどの売れ行きが前月より5倍近くになったという。同店は「ニコチンのない電子たばこと併用してみるのも効果的」と禁煙を勧めている。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001010010003

タバコはライトドラッグと変わらん常習性と精神依存を兼ね備えたクスリなんで、この程度の値上げなら、社会人の喫煙はあんまり減らないんじゃないかと。
「値上げしたから止める」なんて温い事を言ってる連中は、止められないと思う。
自分の周辺でタバコの禁煙に成功した人は「健康診断で肺に影が出た」「彼女がタバコ嫌いだった」「マンションを(ローンで)買ったから」という「切実な人」達ばかりだし。
また、近年増加の一途を辿っている、未成年と女性の喫煙者増加も、この程度の値上げではほとんど変わらない気がする。
女性の喫煙者増加は、女性の社会進出とストレスが背景にあるから、価格が上がっても傾向は変わらないだろうけれど、未成年の喫煙者増加は、タバコが子供でも余裕で買える値段である事が、喫煙者が減らない一因だと思うので、値上げは増税うんぬんを抜かしても、歓迎すべきだと思う。