今解散できる状況ではない、3次補正は経済対策も＝野田新代表| Reuters

［東京　２９日　ロイター］　民主党の野田佳彦新代表は２９日午後に記者会見し、今は政治空白を作る状況ではないとし、「そもそも解散できない」と早期解散を否定した。ただ、（衆議院議員の任期の）４年間仕事を続けるのが基本だが、いろんなことが起きれば解散もあり得るとし、解散権を縛るものではないとの見方もあわせて示した。
一方、第３次補正予算については、財源の問題も含めて野党の賛同が得られないと作れない、とした上で「なるべく早く提出したい。経済対策も入る」と語った。
政権運営については「まず連立与党として友党関係にある国民新党の亀井静香代表にあいさつし、そのうえで自民、公明両党のトップに早急にあいさつに行けるようにしたい」と話し、「基本的には自民、公明との３党合意は誠実に守っていく政策協議はしっかりやっていく」と３党合意を守る姿勢を示した。
党役員人事について野田新代表は「役員人事は早急に決めたい。きょう１日もう１回整理してなるべく早い段階で公表したい」と述べるにとどめたが、「トータルで党をあげた体制を作っていきたい」とも発言。首班指名選挙に関しては、安住淳国会対策委員長にあすの本会議で決めるよう指示したという。
個別の閣僚人事については首班指名の後に対応したいとして具体的なスケジュールは示さなかった。
（ロイターニュース　基太村真司、石田仁志）

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22913820110829

さて、スッカラ管の後継が決まった訳だが、汚沢・鳩ぽっぽの息がかかった海江田を下し野田財務大臣が選ばれた事は、まあ最悪の中の最善というか。
少なくとも、汚沢の傀儡である海江田や、息だけ荒くて問題を抱えすぎてる前原といった、汚物まみれの議員よりはマシという、レベルではある。(臭いウンコと汚いウンコと臭くないウンコどれがいい？という３択)
でも、国民に期待を持たせるために「絶対、解散しない」からトーンダウンしたものの、やはり４年は支持率が０％になっても総選挙しない、という路線は継続だろうな。
政治空白どころか、売国政権が２年居座って国がボロボロなんだから、政治的空白なら「今より悪くなる」事は無いと言う点で、「民主党政権下よりマシ」だと思うけど。
野田佳彦自体は、民主党の中では保守で現実路線、外国人参政権には基本的に反対(ただし帰化申請の簡素化を推奨)だったり、比較的マシな部類に入る人材。
ただし、あくまでも主張がそうなだけで、閣僚として有能だったか、という点は鳩山内閣で財務副大臣、菅直人内閣で財務大臣をやっていた間、日本経済は悪化の一途を辿り、その間ロクな経済対策をして来なかった経緯を考えれば、「あんまり期待できない」と言うべきだろう。
少なくとも、こないだの単独介入は焼け石に水の無駄撃ちだったし。
また、増税派なので、あと２年あれば消費税を３倍界王拳くらいは楽勝だろう。
自民党だって増税の泥は被りたくないから、増税は民主党政権の内に終わらせとけと、反対しないだろうし。
ふぅ、ますます日本は生きづらくなって行くが、これが国民の選択だからなぁ。