gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

スカイツリーを見に行ってみた (嘘)

今回、iPhoneは諦めたものの、YahooポイントX倍セール的にスマートフォンへの移行をそろそろ本格化させる必要が出てきた。
しかし、auに限らず、現在の携帯キャリアは「機種変更」に対して非常に冷遇しており、新しい端末を買うと、一括なら6〜7万円、分割で3万円の出費を覚悟する必要がある。型落ちでも一括で3万円以上と高額であり、それより安く機種変更する方法はあまり多くない。
機種変更の方法としては、自分の知る限り以下の方法がある。(※あくまでも自分の理解なので間違っている可能性はあります)
(1) 毎月割(月月割)等の割賦で差額を払い機種変更する。
 普通の人はこれで機種変更している。
 しかし、実際は単なるローンで買っているだけというオチ。2年以内の機種変更で損をする場合も。
 メリットは最新機種が使えること。デメリットは一番高いこと。
(2) 毎月割(月月割)等の割賦で実質0円の機種変更する。
 大多数の、そして携帯キャリアが最も「一般的」に想定している機種変更。
 しかし、これも型落ちして値下げした機種をローンで買っているだけというオチ。2年以内の機種変更で損をする場合も。
 メリットは比較的安く機種変更できること。デメリットは二番目に高いこと。
(3) 中古携帯ショップやオークションで白ロムを買う。
 ごにょごにょな人達が小遣い稼ぎに放出した最新端末を、携帯ショップで正式に買うより安く手に入れることが出来る。
 毎月割(月月割)等の値引きは付かないわ、保証も無いわと、デメリットだらけだが、単に新しい機種を少しでも安く手軽に手に入れたいだけなら、一番手っ取り早いかも。
 しかし、自分の場合は「メリットが無い」という理由で却下した。
 ※この中では端末価格だけ見れば4番目に安いが、維持コストでは一番高くなる。
(4) MNPを使ってキャリアを変更する。
 番号は変更したくない、でもキャリアメールに依存していない、携帯キャリア毎のサービスに依存してない、携帯キャリアにこだわりが無い、使いたい機種が他キャリアに存在する場合は、これが一番安く済む。
 ごにょごにょな人達と違って、ブラックリスト入りなんて事も無い。店によっては解約違約金も負担してくれる。
 しかし、自分の場合は「ソフトバンクは嫌い。ドコモには使いたい端末が無い」という理由で無理だった。
 ※端末価格的にも維持コストでも一番安く済むのがこれ。新規一括だと最強。実質0円でも得だけど。
(5) 現端末を解約して、新規で回線を作る。
 解約違約金が発生しない更新月で、携帯番号が変わっても良い場合は、これで新規契約すれば、(4)の価格よりは多少高くつくが、通常の機種変更に比べて圧倒的に安く済む。
 これはグレーに近いが、一応契約上の問題も無く、ブラックリスト入りなんてのもまずありえない。
 そもそも、MNPと違って、新規はあまり優遇されないし。
 しかし、自分の場合は携帯番号が変わるのに抵抗があったので、ギリギリまで保留することにした。
 ※端末価格的には2番目、維持コストでも2番目に安く済むのがこれ。新規一括を推奨。実質0円でも得だけど。
(6) 機種変更一括で安い機種を探す
 実は、つい最近まで知らなかったのだが、一部の携帯ショップでは、型落ち機種を携帯キャリアが横並びにしている端末価格より安く販売している場合があるのだという。
 特に地方では都心と比べて圧倒的に安い価格で放出される場合があり、非常にリーズナブルに機種変できるのだとか。
 型落ち機種といっても、変遷の激しい携帯電話なので、半年落ち程度であり、性能的に申し分ないし、通常のショップ契約なので(3)と異なり、毎月割(月月割)等の値引きもつけば、保証もつく。
 (4)や(5)に比べれば、型落ちだし、端末代金も掛かるのだが、携帯番号もキャリアも変更しなくて済むというメリットは大きい。
 ※端末価格的には3番目に安く、維持コストは(2)と同等に安く済むのがこれ。
纏めると、
■端末の値引き金額の大きさ *1
(4)>実質0円、MNPの高額キャッシュバックの壁>(5)>実質0円、キャッシュバック・最新端末の壁>(6)>(3)>(2)>型落ちの壁>(1)
となる。(3)と(6)は、端末が新しいのと転売屋の利益が乗っている分の差。場合によっては逆転しうるが傾向として。
■端末の維持コスト安さ *2
(4)>MNPの優遇値引きの壁>(5)>新規契約優遇値引きの壁>(1)>端末が新しい分、毎月割(月月割)等の値引きが高い壁>(6)=(2)>毎月割(月月割)等の値引きが無い壁>(3)
…ちなみに、2年以上端末を変更していない人は、自動的に(3)と同じ位置となる。
という訳で、実は同じ端末をずーっと使っている人は、(1)や(2)のような実質的な割賦を背負っていない分支払額は安く押さえられるが、「一番値引きサービスを受けていない」のだ。



長々と説明したが、言いたい事は1つだけ。
安く機種変できる方法があった。
…でも何処で安く売っているのだろう…。
当然だが、一般的なauショップでは売っていない。ではよく駅前にある携帯の安売りショップだろうか?家電量販店だろうか。
本当に「お得」な情報は、なかなかネットには出ないし、出てきても非常に見つけにくい場所にあったり、隠語が使われたりと、判りにくい。
掲示板で、「HTC EVO WiMAXスカイツリーの見える駅で9800円」という情報を見つけたものの、スカイツリーが見える駅なんて、どれだけあることか…。
しかし、上手く行けば、WiMAXと3G回線でテザリング出来るスマートフォンが9800円、毎月割が1320円/月だから、8ヶ月で端末代はペイできて、2年使えば逆に21880円の差額割引を受けられるのに等しい。
毎月割の適用で、月6000円の端末維持費が月5000円で済むから、現在のガラケー維持費(月6000円)から見てもお得になる。
という訳で、スカイツリーの最寄り駅である業平橋と押上の近辺にある携帯ショップをピックアップして、価格調査に出かけてみた。
事前に、近所の携帯ショップを調べてみたが、HTC EVO WiMAX の機種変一括価格は、判を押したように31500円。
首都圏においては、この価格が普通であり、9800円というのが如何に安いかが判るだろう。
1100時少し前に、押上駅到着。腹ごしらえを考えたものの、そのお店が開くのは1130時だったので、まずは曳舟駅方面へ。
歩く事15分程度、約1.1kmを歩いて、1件目の携帯ショップに到着。普通に31500円との事。
次は、業平橋駅を抜けて、ランチの為に野口鮮魚店へ行ってみる。(約2.0km)
行きの時には目に入らなかったが、業平橋駅方面へ向かうと、スカイツリーがでかでかと視界に入る。正直、一定よりでかいと、あんまり差がわからなくなるというか、東京タワーの倍近い高さとはあんまり感じられなかったり。
歩きながら、何枚か写真を撮る。
Photobucket
野口鮮魚店は、文字通りに鮮魚店であり、イートインとして海鮮類を使ったちらし寿司を販売している。
1000円で特選海鮮ちらしを食べて、エネルギーを補充してから、次は亀戸方面へ歩き、大島にある携帯ショップへ。
ちなみに、歩行距離は約3.6km…。
業平橋駅近辺には、他にも携帯ショップはあるが、ドコモやソフトパンクのみを扱ってる店の様で除外、吾妻橋や浅草雷門にもauショップがあったが、正規店舗で大幅値引きはあるまいと、除外した。
途中で、olinasモールのauショップの価格調査をしたが、予想通り、31500円。
念のため、錦糸町駅ヨドバシカメラにも寄ってみたが、同上。
…本当に、(6)の値引き販売なんてあるんだろうか、との疑いが脳裏をよぎる。
やっとこさ、大島にある携帯ショップに到着。ここは安売りショップとネットで自慢しているくらいだから、安いのがあるのだろうと期待して店に入って、愛想の良いおっちゃん店主に話を聞いてみた。
…31500円。
ふぅ。
これで、スカイツリーを中心に、北へ1km、南へ3km圏内の安売り携帯ショップは終了。
一応、キャリア直営店を除いて、安売り携帯ショップはこの2店しかない。これ以外となると、更に範囲が広がってしまい、数が多すぎる。
多分、ガセだったか、捜索範囲を大幅に超える所にある店なのだろう。
亀戸駅まで戻って(約500m)、電車で秋葉原へ向かうことにした。
秋葉原では、リナカフェのAMD8コアCPUのイベントと、ベル原でXBOX360のイベントを冷やかした後、大通りに面したオープンしたての携帯ショップへ。
…30000円。を、ほんのり安い。
ソフマップ、31500円。安くない。
しかし、ここで初めて機種変で割引しているガラケーに遭遇。…まあ、あんまり安くなかったけど、一万円台。
少なくとも、(6)は存在しているらしい。値引率はともかく。
そこで、次は池袋へ。
池袋のビックカメラケータイ館、31500円、ヤマダ電機池袋ドリーム館、31500円、日本総本店、31500円。小規模携帯ショップ、62500円(これ、店員がこっちを無知だと侮って嘘をついたっぽい)。
もうだめぽ
少なくとも、HTC EVO WiMAX で(6)は無いらしい。
しかし、IS05で機種変更一括9800円というものを発見。目的の機種ではなかったのと、死ぬほど混んでいたので店員に詳しい条件を聞けなかったが、(6)というパターン自体は都内にも実在していると確信。
高田馬場の携帯ショップ、31500円。
新宿のヨドバシケータイ館、ビックカメラ、ヤマダ東口、西口、小規模携帯ショップ、全部、31500円。
しかし、こちらではIS05が6800円を発見。
ここまでの調査で、(6)をやっているのが、特定の携帯ショップであることが判ったのは収穫だった。
次は、今回のように全てをローリングする必要がなくなったから。
後は、定期的に価格を調べて、安いときを狙えば良い。
ただ、常に目当ての機種が安くなる訳ではないし、安くなる前に品切れする可能性もあるから、「待ち」を数機種に広げる必要はあるかも。
今日は散々歩き回って疲れたが、適当に観光も出来たし、美味い海鮮ちらしも食ったし、無駄知識の補完も出来たし、まあ疲れたけど、良い一日だったかも。

*1:購入機種で変わるけれど、傾向として

*2:契約や使用条件で変わるけれど、割引を上手く使った場合の理論値として