gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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日本はわが国の敵ではない…日中の実力は逆転した=解放軍少将 (サーチナ) - Yahoo!ニュース

中国網日本語版(チャイナネット)は15日、中国人民解放軍彭光謙少将の話として、「全体的な軍事力において、日本はわが国の敵ではない」と報じた。以下は同記事より。
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中国は2013年になってからも、尖閣諸島(中国名:釣魚島)海域に海洋調査船と航空機を派遣し、主権維持の巡回を多数行っている。日本は中国の航空機に対する「警告射撃」を検討しているとしたが、その後にこれを否定した。
このほど中国の2機のJ−10戦闘機が尖閣諸島に到達し、各方面からの注目を集めている。尖閣諸島問題は新たな1年にいっそうエスカレートしそうだ。有名軍事アナリスト中国人民解放軍彭光謙少将は14日、中国新聞網のインタビューに応じた際に、これらの話題について触れた。
彭氏は日中の軍事力の比較について、次のように語った。
2014年は日清戦争から120周年の年である。この120年の間に、きわめて重大な変化が生じた。日本は国が小さいながらも野心は大きく、軍隊は非常に残酷で、中国や東南アジアなどの各国に災いをもたらした。中国は日本を侮ることはできない。しかし現在、日中両国の実力差には、逆転が生じた。
自衛隊はせいぜい一定の戦術能力しかもたず、小規模の戦闘ならば不利になるとは限らないが、日中の全体的な軍事力を比較した場合、日本は中国の敵ではない。自衛隊は戦術的な軍隊であり、戦略的な軍隊ではない。
日中の戦略的なパワーバランスは同じ天秤で測れるものではなく、日本には発言権がない。日中が友好的に交流し、東アジアの安定に取り組み、ともに発展するならば当然ながらそれがベストだ。しかし日本が自身の身の程を知らず、米国の力を借りて拡張を図り、中国と対立しようとするならば、それは自殺行為だ。中国は軽々と日本をおとなしくさせることができるのだ。(編集担当:米原裕子)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000040-scn-cn

そりゃ、戦略核を含む「全体的な軍事力」で比較すれば、人民解放軍自衛隊では、最初から勝負にならんがな。
加えて、シビリアンコントロールを利用した中韓から支援を受けた自称・平和団体日教組マスゴミの三位一体ネガティブキャンペーンで国民からは疎まれ、日本の軍事的自立を望まないアメリカの圧力で、不当なまでに自衛能力が制限されてきた経緯を考えれば、むしろ今まで良く頑張ってくれたとしか。
外交的に見ても、常任理事国である中国と、非常任理事国にしてアメポチの日本では、世界に対する発言力が違うのも紛れも無い事実。
…でも、だからと言って中国の侵略を無制限に野放しに出来るはずも無いし、中国は今まで敵を多く作りすぎた。
中国の周辺国で、中国と領土紛争を抱えていない国の方が少ないくらいであり、中国の全戦力を日本に振り向けられるならともかく、東南アジアやインド、ロシア向けに一定戦力を維持したまま日本に振り向けられる戦力では、自衛隊を短期間で破り、アメリカの介入を防ぐなんてのは不可能だ。
ご自慢の核兵器も、現時点ではアメリカとの相互確証破壊は確立していない為、使うには障壁が多い。
日中のパワーバランスが更に悪化する近未来ならともかく、現時点で開戦したら、中国は確実に敗北フラグなんだが…。