gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

はーとらいふ -出会い・子育て・生活系まとめ- : 大切な工具をボロボロにして返してきやがった同僚。弁償するように言うと「高いから嫌。っていうか貸した方が悪いんだろwwwwww」

経験上、仕事道具を自分で用意せず、タダで借りるのが当然と考えている奴らは、大体こんな感じ。
実家が一人親方の設備屋で、父は「(工具が無いと)仕事にならないから」と下請けに工具を貸していたのだが、あまりにも頻繁に盗まれるのでペンキで色をつけ、名前の刻印まで打っていたが、それでも盗まれる。*1
下請けが使っている道具袋を見ると、当然のような感じで、ウチの刻印とペンキが塗られた跡がある*2工具が何本も入っているという状況。
更には、父は特殊な工具を買うのが趣味みたいになっていて、無くても何とかなるが、あれば便利、見たいな特殊工具を沢山持っており、やはりこれも請われれば下請けに貸していたのだが、汚れたまま返すのは当然、細かい付属品は無くす、ドリルの刃*3は欠けさせる、しかも黙って返して謝りもしない。
みたいな状況だった。
いい加減、お人よしな事は止めればいいのに、と何度も言ったものだが、結局父が引退して会社を畳むまで、相変わらず道具は貸し続けたらしい。
今になれば判るけれど、昔は仕事も多く、職人は引く手数多だったから手配が大変で、田舎の、大手からは相手にされないような小さな下請をやっているような連中は、大体こんな感じで、父は元請けとして使う立場だから、清濁を併せ呑んで実利を取って居たんだと思う。
だからと言って、他人の工具を盗んだり壊したりして平然としているようなクズが免罪される訳じゃないんだけど、もし同格の職人同士という立場だったなら、多分貸さなかったのではないかと思う。
まあ、流石にお人よしの父でも1本1万円をかるく越えるチタン工具は貸さなかったらしいけど。

*1:大体、一本数千円のモンキーとかドライバーとかが多い

*2:シンナーで落したらしい。刻印を削るほどの手間は掛ける気が無いらしい

*3:特殊なんで1本1万円近くするようなの