gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ヤマダイーブックがサイト閉鎖――購入した電子書籍は無駄に - ITmedia eBook USER

ヤマダ電機の運営する電子書店「ヤマダイーブック」が、7月31日でサービスを終了すると発表した。
新たに電子書籍サイトを立ち上げるためだとしているが、サービス終了にともない、購入済みコンテンツは閲覧できなくなり、返金やヤマダポイントへの交換も行われない。
ヤマダイーブックは、同社が2012年6月にサービスインした「ヤマダ電機マルチSNS」の1サービスとして2012年12月にスタート。YAMADAポイントとの交換やクレジットカード決済で購入する「イーブックポイント」と呼ばれる独自のポイントを用意していた。
2014年に入って電子書籍配信サービスを終了した例としてはローソンの「エルパカBOOKS」(電子書籍)や「地球書店」などがある。しかし、エルパカBOOKSの場合はユーザーに購入済み電子書籍代金相当の「Pontaポイント」を返金するなど、ユーザーへの配慮がなされていた。海外では、ソニーの電子書店が北米市場から撤退する際、Koboへの移行措置が採られた。
電子書籍にまつわる不安の解消が業界全体で進んでいた中で、前時代的なクローズの仕方を採ったヤマダ電機。新しく立ち上げるとしている電子書籍サイトは軌道に乗せることができるだろうか。

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1405/29/news091.html

これがあるから、あくまでも「読書権」を付与するだけの電子書籍が、日本では「資産となる紙の書籍」に対して根強い不信感を持たれていた訳だが、1社でもやらかしてしまったからには、信頼は大きく毀損してしまったとしか。
関連:買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知についておわび - ITmedia eBook USER

ヤマダ電機は、電子書籍サービス「ヤマダイーブック」を7月31日で終了すると発表した。終了に伴い購入した電子書籍が読めなくなると告知し批判されていたが、告知内容に不備があったとして謝罪した。
当初の告知では、サービス終了後は購入済みのコンテンツは閲覧できなくなり、購入済みのポイント「イーブックポイント」は返金やヤマダポイントへの交換はしないとされていた。
ヤマダ電機はこれについて「案内に一部記載不備があった」とし、誤解を招いたと謝罪。購入済みの電子書籍は8月に立ち上げる新たな電子書籍サービスで閲覧できるよう、調整を行っているとしている。また新サービスに移行しないユーザーにはイーブックポイント残高相当をヤマダポイントで付与する。
一方で出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンはこの騒動を受け、外部の電子書籍ストアがサービスを停止した場合に、ユーザーが購入した同社のコンテンツを無償で提供するサービスを発表した。購入を証明できる電子メールなどがあれば、同社のサイトからepubデータをダウンロードできる。

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1405/29/news170.html

騒ぎになったからあわてて対処しました感たっぷりの発表。
判りやすすぎる。
しかし、一度ついてしまった悪印象は、取り消せないぞ。