政府、ドローン禁止へ 行政機関や原発上空 : 大艦巨砲主義!
首相官邸で小型無人ヘリコプター「ドローン」が見つかったことを受け、政府は22日、行政機関や原子力発電所などの重要施設の上空で、小型無人機の飛行を原則禁止する方針を固めた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150422-OYT1T50185.html
早ければ秋の臨時国会に航空法改正案を提出し、来年に日本で開かれる主要国首脳会議(サミット)に間に合わせたい考えだ。
現在の航空法では、小型無人機は、無線操縦の模型やおもちゃと同じ扱いを受ける。航空機の飛行に支障が出る空港周辺(半径約9キロ・メートル以内)でなければ、原則として高さ250メートル未満の空間を自由に飛ばせる。
ドローンの普及を踏まえ、政府は2月に運用ルールを作る方針を決め、関係省庁で調整を進めてきた。国土交通省の審議会は規制のあり方として、〈1〉飛行禁止区域を設ける〈2〉飛行内容を関係機関に事前通知にする――ことなどを検討している。
この迅速さから見て、規制自体はずっと前から準備済みで、タイミングを狙っていたんだろうなぁ…。
問題は、規制の実効性を担保するための「対策」。
禁止したからと言って、テロリストが飛ばすのを止めてくれる筈が無いのだから、迅速に発見し、物理的に抑止する手段が要る。
まずは、「発見する」だが、防空レーダーを配備する訳にも行かんだろうし、電波妨害だけだとGPSによる自律飛行タイプには効かないし、なんか良い方法があれば良いんだけど…。
対ドローン用ドローンという機材もあるらしいけれど、防御側が不利な事は否めない。
「抑止する」は、割と簡単。
ドローンは軽量かつパワーが無いから、低高度ならネットガンでもいいし、放水でもいい。
問題は、高高度に位置された場合だけど、その場合は、対ドローン用ドローンを出すしかないと思われ。