gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる | ロシア海軍情報管理局

国内の設計機関により開発される大きな排水量の外観の汎用揚陸艦の建造開始は、ロシア連邦で2018年に計画されている。
土曜日、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ1等海佐は表明した。
ロシア海軍の為に作成される大きな排水量の新たな揚陸艦は、世界における同様の艦の建造経験が考慮される。
特に、フランスの「ミストラル」が。
ロシア海軍は、世界の大洋で作業し、与えられた任務を遂行しなければならない新たな大型揚陸艦を必要としております。
国内の設計機関は、汎用揚陸艦の概要を開発しております」
トリャピチニコフはラジオ局『ロシアニュースサービス』の生放送で話した。
彼は説明した。
「その建造は2018年に始まります」
「それは大きな排水量揚陸艦となり、大量の車両や人員を運ぶ事が出来ます」
トリャピチニコフは説明した。
ロシア海軍造船管理部長は更に、2016年にロシア海軍の戦闘編制へ大型揚陸艦「イワン・グレン」が補充される事を想い起した。
「大型揚陸艦の納入時期が2017年になるなどという話をする理由は有りませんね」
トリャピチニコフは強調した。
(後略)

http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-2666.html

アメリカの強襲揚陸艦は、空母に寄ったが、ロシアの次世代大型揚陸艦は、空母と巡洋艦の折衷案と言った風情になっている。
元々のミストラル強襲揚陸艦が、「指揮・戦力投射艦」と言う名前で「汎用」に寄っていた事と無関係ではないだろう。
こういう同じ「揚陸艦」カテゴリの装備でも、形状や性能の差が、その国が求める性能要求や戦術教義を浮彫りにするあたりが面白い。
日本の場合、憲法9条の呪いにより、空母とか揚陸艦保有が困難だった為、英語区分は戦車揚陸艦(LST)なのに、国内向けには「輸送艦」という名前で導入した2代目おおすみ輸送艦なんかは、船体構成はドック型揚陸艦(LPD)でありながら、船体は軍艦構造を持たない商船ベースの規格で作られていたり、大きさも1万5千トン以上が珍しくないドック型揚陸艦(LPD)としては小ぶりな1万トン以下という小規模なものになって居るのが、判りやすい「その国が求める性能要求や戦術教義」だろう。
韓国の軍隊を「見栄だけで実用性を無視したハリボテ」と揶揄するなら、日本だって「憲法9条の呪いで、名と実が異なる形で装備を揃え、更には政治的な圧力で歪められながら揃えた歪な軍隊」である。
一日も早い憲法9条撤廃が行われ、自衛隊員が国民と自分自身を守れる普通の軍隊へと変わってくれることを祈りたい。