gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国空軍の戦力は世界3位!国際航空誌が高評価 : 大艦巨砲主義!

2016年2月13日、環球網は記事「中国空軍の実力は世界3位に―国際航空誌」を掲載した。
ロシア通信社スプートニクは12日、中国空軍の戦力強化に伴い、米軍による西太平洋支配が揺らいでいると報じた。16年には中華イージスと呼ばれる052D型ミサイル駆逐艦が複数就役する。また新たな空母建造が公開されたほか、ロシアからSu-35戦闘機を24機購入する契約もまとまった。
国際航空誌「フライト・インターナショナル」は昨年末、世界各国の空軍ランキングを発表した。中国は米国、ロシアに次ぐ3位にランクインしている。軍用機保有台数で米国は1万3717機。ロシアは3547機、中国は2942機

http://www.recordchina.co.jp/a128977.html

ぶっちゃけ、第3世代機以前は戦力として計上できないから、この「軍用機保有台数」での比較は全然参考にならんけれど、結果として順位は正しい、と言うパティーン。
アメリカがぶっちぎりのトップなのは、常識的な事実。
次いで、急ピッチで旧式機の世代交代を進めるロシアが2位順当。
ソビエト時代の蓄積もあるお蔭で、名機Su27系列の発展機をバンバン開発している他、PAKFA(T50)の開発も順調で、来年度には運用開始予定。
ウクライナ軍事介入による経済制裁さえなければ、中国を突き放しての2位になれたくらいもある。
そして、中国もJ10とJ11系列を合わせた第4世代機以上の新型機だけで、600機を越えるので、世界3位は妥当になる。
ちなみに、第4世代機以上の保有数だけで比較するなら、AMRAAMを運用可能なKF16を大量に保有する韓国の方が日本より質的にも数的にも上になる。
ただし、日本はAWACSと連携してF15J−MISP機がAAM4をぶっぱ出来るので、F15KやKF16の探知距離外から先制攻撃できる優位があるので、約100機のF15J−MISP機が4発のAAM4を搭載すれば、60機のF15Kと170機のKF16を迎撃するのは十分可能である。
しかし、中国空軍が相手の場合、日本が島国じゃなければ制空権はとっくに取られて居るレベルなぐらい、劣勢と考えて間違いない。
今の所、空中給油しなければ足の長いJ11系列しか日本まで飛んでこれない*1のだが、J11系列は試作機まで含めて400機程度しか無い。
この数なら、まだ海自のイージス艦装備のSAMまで動員すれば、迎撃できるので。

*1:論理的にはJ10も空中給油すれば飛んでこれるが、足が短い分J11より回数が多くなり、運用上無理