魚然 四谷店

前回ボロクソに書いて、二度と行かないとしたこのお店だが、全く同日の１時間ほど差で、同僚が行っており、評価が全くの正反対であったという不思議。
その人は、大企業を早期退職して転職してきた人なので、元々高給取りだったせいか、食べ物や娯楽に掛ける金がかなり高い事をよく口にしている人だから、舌は肥えている筈。
もしかしたら、食べられなかった刺身系のメニューは良いのかな、と考えを改め、１００円引きになる雨の日という事で行ってみた。
今日の日替わりは、鶏ささみのチーズカツらしい。
相変わらず店内は分煙されておらず、くっさい臭いが充満している。
混雑してきたら相席をお願いします、と４人席に案内され、注文してしばらくするとでてきたのがこれ。
(写真は後日)
相変わらず、見た目「だけ」は、悪くない。
本命の刺身の前に、付け合せを食べたんだけど…相変わらずおかずの大半は出来合いの加工品を店内で揚げただけとか、生野菜のサラダとか、手の掛かっていないものばかり。
メインの鶏ささみのチーズカツ自体も、形の画一さを見る限り、冷凍加工品を揚げただけっぽい。
うーん。
以下、厳しい意見なので折り畳み。
本命の、刺身だが…さくら水産よりはましだけど、鮮魚を売りにした飲み屋なら、低レベルと断言できる味。
スーパーの刺身レベルと言うか。
そして、相変わらず「見た目だけ良い」プラスチック製の器が、チープ感を引き立てる。
これ、見た目と品数は多いけど、８００円だと明らかに「割高」だし、７００円でも微妙、と言うラインだと思う。
実際、１ブロックも離れていない場所に同価格帯でおばんざい食べ放題でランチやってるお店があるけれど、メインの食材も、食べ放題のおばんざいも、明らかに材料のレベルで上だから、喫煙者天国である、と言う売りを無くしたら、客足はかなり減りそう。
自分の場合、「価格内容比」という指標が一番重い基準なんだけど、この指標に於いて、大抵のお店は「普通」というラインに収まるので、これで悪い指標が付く、と言うのはあまり多くない。
改めて、二度と行かないし、その同僚の舌は信頼しないようにしよう、と思った。