米軍 イエメンの武装勢力支配地域を報復攻撃 | NHKニュース
アメリカ国防総省は、イエメン沖の紅海でアメリカ軍の駆逐艦がミサイルで狙われたことを受けて、イエメンの反体制派武装勢力の支配地域を巡航ミサイルで初めて攻撃し、今後も攻撃があれば、報復措置を取る姿勢を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161013/k10010728651000.html
アメリカ国防総省によりますと、イエメン沖の紅海で今月9日と12日にアメリカ軍の駆逐艦が少なくとも3回、ミサイルで狙われ、国防総省は、いずれも駆逐艦に被害はなかったとする一方、発射元を特定し、適切な対応を取るとしていました。
そして12日、一連の攻撃に関与したとしてイエメンの反体制派武装勢力「フーシ派」の支配地域にあるレーダー施設を駆逐艦の巡航ミサイルで攻撃したと発表し、オバマ大統領の承認を受けた限定的な自衛措置だとしています。
アメリカ政府の当局者によりますと、攻撃したのは紅海沿岸部にある3か所のレーダー施設で、いずれもアメリカ軍の駆逐艦に向けてミサイルが発射された際稼働していたということです。攻撃によりレーダー施設は破壊されたと見られ、国防総省は今後も攻撃があれば報復措置を取る姿勢を示しました。
内戦が続くイエメンでハディ政権と戦闘を続けるフーシ派は、同じイスラム教シーア派のイランの支援を受けていて、アメリカは内戦の鎮静化に向けて働きかける一方、フーシ派を通じてイランがイエメンで影響力を拡大することに警戒感を抱いているとも見られています。
アメリカは、2発までは我慢したけど、3発目でブチ切れて、レーダー施設をまとめて吹き飛ばした。
日本は、1993年から2桁以上の弾道ミサイルを撃たれているが、遺憾の意以外の実効ある対応は一切していない。
アメリカの件は、オバマ政権じゃなければ、2発目の段階で報復してたんじゃないかな。
ちなみに、防空能力がチートのイージス駆逐艦だから無傷で済んだけど、凡庸な汎用駆逐艦とか、貧弱なフリゲートだったら、不意の1発目で撃沈された可能性が高いから、この対応でアメリカが酷い、と言う奴がいたら、平和ボケだと思う。