gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

今日アップルが発表したものすべて | ギズモード・ジャパン

(前略)
年に1度のApple(アップル)の秋の製品発表イベントが、日本時間13日深夜2時から開催されました。期待通り新しいiPhoneが発表、iPhone 8シリーズだけでなく、まったく新しいiPhone X(「テン」と読みます、「エックス」じゃないよ)が登場したことが最大のハイライトですね。さらにApple TVのアップグレードに、Apple WatchもSeries 3へ。
今年は新しいデバイスの発表だけにとどまりませんでした。Appleのエグゼクティブは、新しいiPhoneWatchをさらにスペシャルなものにするために、多くの新機能や周辺機器を発表。これらの新テクノロジーのうちのどれが、iPadMacBookといったそのほかのApple製品に影響を与えるかはまだわかりません。
(中略)
Phone Xは10月27日(金)予約開始、11月3日(金)発売で、64GBが11万2800円(税抜)、256GBが12万9800円(税抜)、色はスペースグレイとシルバーのみ。少し先ですが、待ち遠しすぎる。
(中略)
Touch IDからFace IDに。
Face IDのアイデアはシンプル、自分の顔でiPhoneを見るだけでアンロック。
(中略)
Face IDのセキュリティを強化するために
(中略)
iPhone XのTrueDepthカメラシステムを構築。これまでのiPhoneにもあった近接センサー、環境光センサー、マイク、フロントカメラにくわえて、赤外線カメラ、投光イルミネータ、ドットプロジェクタをあらたに搭載しています。これらのセンサーでユーザーの顔特有の形状を読み取って3Dマッピングし、新しいA11 Bionicチップのニューラルエンジンを用いて視線と3Dマップを比較します。Appleによれば、この顔認証システムは100万回中1回しか失敗しないのだそう。
(中略)
2017年に登場するのはiPhone 7sとiPhone 7s Plusと多くの人が思っていましたが、それは違いました。「S」を飛ばしてiPhone 8iPhone 8 Plusでしたね。
(中略)
色はシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色(ローズゴールドとジェットブラックはどこいった)。9月15日(金)から予約開始で、iPhone 8の64GBモデルは7万8800円(税抜)、256GBモデルが9万5800円(税抜)、iPhone 8 Plusのほうは64GBモデルが8万9800円(税抜)で、256GBモデルが10万6800円(税抜)となっています。
(中略)
これまでは、iPhoneがないと事実上Apple Watchを使うことができませんでした。でもApple Watch Series 3でそれもおしまい。悲願のセルラーモデルが登場です!
(中略)
Series 3はセルラーモデルが4万5800円(税抜)、セルラーなしで3万6800円(税抜)。またセラミックモデルの色展開の中にグレーも加わり、バンドのデザインも追加されました。プレオーダーは9月15日(金)開始、出荷は9月22日(金)になります。
(中略)
これまでHDのみだったApple TVが、4Kと4KのHDRコンテンツもサポート。
(中略)
価格は32GBモデルが1万9800円(税抜)、64GBモデルが2万1800円(税抜)。9月15日(金)予約開始で9月22日(金)発売です。
(中略)
2018年にはiPhoneApple WatchAirPodsの3つを同時に充電できるAirPowerも登場します。
(後略)

https://www.gizmodo.jp/2017/09/all-iphone8-x.html

やっぱりか。
顔認証と一口で言っても、大まかに画像認識と赤外線認識、画像認識の一種だが、光彩認証とがあった。
単純な画像認識は、写真でもアンロックできてしまう為、加速度センサーを併用し、立体視の応用で3Dか否かを判別するなどの対策がなされているが、Appleは複数の認証方式を組み合わせる事で、一段高いセキュリティを実現している。
…んが、そんな細かい技術の事など、普通の人は全く気にしないのである。
重要なのは、素早く確実に自分の顔を認識して、スマホをアンロックしてくれる事であり、それだけならばAndroidでとっくの昔に実現済であり、そこに大きな差は無いのだ。
また、iPhone8の発売が今月22日なのに対して、iPhoneXは11月3日と、ほぼ1ヶ月半の遅れとなる。
元々iPhoneユーザーはブランド・ハイエンド志向であり、中国ですら廉価版のiPhone5cの売れ行きが不調だった事は記憶に新しい。*1
iPhone8はiPhoneXの劣化版でしかないので、両方選択肢があれば、多くのiPhoneユーザーはiPhoneXを選ぶだろう。
しかし、iPhoneXは11月まで発売されないのだ。
結果、iPhone8の買い控えが発生する可能性が高く、しかも部品の都合で生産数に縛りがあるiPhoneXは、供給量に問題を抱えている。
つまり、iPhoneユーザーは品薄なiPhoneXを手に入れる為に、11月より更に待たされる可能性が高い。
ブランド・ハイエンド志向の強いユーザーは「誰かの後塵を拝する」事が嫌いなので、あまり待たされるようならば、機会損失を起す事になる。
あとは、「クソ高い」。
最も安価な64GBモデルでも、税込みで121,824円。
対して、iPhone8は4GBモデルで、税込みで85,104円。
価格差は、36,720円。
つまり、iPhoneXは、iPhone8と最新のApple Watchを合せた金額に匹敵する。
まあ、それでも売れるのが、iPhoneなんだけど…。

*1:なお、格安SIMでよく売られているが、iPhoneSEは、画面サイズこそ小さいが、性能的には6s相当で、決して廉価版ではないし、価格もフルプライス