イラン、新型ミサイル実験に成功と発表 米トランプ大統領は非難 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

イランは２３日、新型弾道ミサイル「ホラムシャハル」（射程２０００キロメートル）の発射実験に成功したと発表し、米国の圧力に屈することなく兵器開発を継続する方針を明らかにした。
イランの国営テレビが発射実験の様子を映像で伝えた。実験日時や場所は明らかにしていない。
米国はイランのミサイル開発は国連決議に違反するとして同国に制裁を科してきた。一方、イランはミサイル開発の目的は核兵器運搬ではないとして、国連決議違反との見方を否定している。
トランプ米大統領はツイッターで、イランのミサイル実験は前オバマ政権下で結ばれたイラン核合意の弱点を示していると指摘し、イランを「北朝鮮と協力している」と非難した。
英仏両政府もミサイル実験に懸念を表明した。
イラン側の発表によると、新型ミサイルは複数の弾頭の搭載が可能。ミサイルは２２日の軍事パレードで初めて公開されていた。
国営テレビはミサイルについて「自国の防衛と敵への報復が目的」と伝えた。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8513.php

元々イランは核保有したくて色々やってた国だけど、ここに来て弾道ミサイル開発の成果をアピールしてきたのは、判りやすい北朝鮮の模倣犯(コピーキャット)と言える。
北朝鮮も、「弾道ミサイル開発成功」の後に「核実験」で、核保有国に名乗りを上げたからだ。
これで、「北朝鮮の核を容認すれば、一気に核保有国が増える」という傍証が生れた訳で、
これでアメリカが、北朝鮮の核開発に対して、「断固たる措置」を取らなかった場合、イランが核保有を宣言するのは時間の問題だろうし、北朝鮮は「核兵器技術の輸出」という一大産業で、一気に外貨を稼ぎ出す事になる。
いよいよ北朝鮮に対する懲罰戦争は、限りなく現実味を帯びて来た事だろう。
ぶっちゃけ、年内に始めて「核開発イコール懲罰戦争」って図式を証明しないと、中東とアジアの一部で核兵器開発ラッシュがスタートするんじゃないかな。