gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「自作スマートホーム」はアイデア勝負! 身近な材料で「防犯システム」や「空きトイレ表示」をDIYしてみた - INTERNET Watch

2万4000円というかなりの安さで「自作スマートホーム」が作れる、株式会社マウスコンピューターの「mouse スマートホーム スターターキット」。前回は、基本的な使い方を紹介したが、今回は、もっとデバイスやセンサーを増やし、あるいはちょっとした改造を加えて、より本格的、かつオリジナリティある「スマートホーム」を作ってみた。
(後略)

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/review/1086065.html

正直言って、かなり面白いオモチャだと思う。
例えば、ドアセンサーとモーションセンサー2つを組み合わせれば、ドアを使って人の出入りを検知できるだろう。
ドアセンサーだけだと、ドアが開いた事は検知できても、IN/OUTの判別は出来ない。
しかし、ドアの内側と外側にモーションセンサーを設置し、どちらが先に反応したかと合わせて見れば、IN/OUTの判別が可能になると思う。
ただ、荷物の受け取りなど、ドアを開けても外に出ないパターン等もある為、厳密な判定は難しい。
しかし、状況を限定すれば、活用できるだろう。
他にも、トイレや寝室といった、生活上必ず使用する場所にモーションセンサーを設置する事で、遠隔で生存証明を得る事も出来る。
在宅介護で人手が足りない部分を、こうしたIoTデバイスで補う事が出来れば、省力化にもつながるだろう。
スマートプラグは電力量も取れるので、これまた日常使用が必須の家電と組み合わせれば、生存証明にもなるし、空調機と組み合わせれば、季節電気使用量をグラフ化する事も出来る。
ルームハブの赤外線リモコン機能も、使いこなせれば、かなり便利だろう。
…ただまあ、不満点が無いでもない。
例えば、ドアセンサーやモーションセンサーとネットワークカメラを連動させて、ドアセンサーやモーションセンサーに反応があった動画を残すようにすれば、それだけで高度な防犯・監視装置になる。
しかし、スターターキットにも拡張機器にも、ネットワークカメラは存在しない。
また、電池駆動オンリーと言うのが弱みだろう。
せめて、外部電源も利用可能にしてくれれば、電池切れによる動作不良も、電池交換の面倒さからも解放されるのに。
とはいえ、電子ブロックの様に要素を組み合わせて、手軽に様々な機能を実現できるという「可能性」は十分に感じさせてくれるオモチャなので、もっと追加機器が増えてくると、更に面白そうなんだけど…。
つーか、こーいう通信制御部分の規格化・標準化を、本来なら国か業界団体が進めて、さっさと対応機器を増やして行けばいいのに、日本の企業はそーいう横の展開が非常に下手糞と言うか、上手く出来ないのよねー。
で、後から来た外国の規格に、市場を奪われると言う。