gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「銀英伝」の中国人気において、民主主義描写はどう受容されているのか(謎) - 見えない道場本舗

「上に政策あれば、下に対策あり」の国だから、末端レベルだとガバカバで、後はとことんまで中国人に都合の良い読み方をしているのだと思う。
大声で「中国の社会資本主義は腐敗したゴールデンバウム王朝が如し」と叫んでるならともかく、そもそも主人公にして作中最高の知将がヤン・ウェンリーという中国名で、内容は銀河三国志であり、更に作品全体で、西洋文明に対して中華文明は精神文化的に数千年優越する、と言うに作者の持論が描かれているから、都合よく文章を拾い読みすれば、中国人にとっては最高に気分が良いに決まっている。
むしろ、腐敗した自由惑星同盟米帝の末期状態にして現状と捉え、中国の体制を最良の専制であるローエングラム帝国と見立てるぐらいの図々しい読み方をしていると思う。
残念ながら、キンペーには軍事的才能もカリスマも無いし、質素で美人の姉は居ない。
でも、資産300億を不正蓄財していてパナマ文書でスッパ抜かれた姉はいるようだが…。