gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国に「降伏文書」を差し出した韓国:日経ビジネスオンライン

(前略)

中韓合意(2017年10月31日)のポイント

  • 韓国側は、中国側のTHAAD問題に関連する立場と懸念を認識し、韓国に配置されたTHAADは、その本来の配置の目的からして第3国を狙うものではなく、中国の戦略的安全保障の利益を損なわないことを明らかにした。
  • 同時に中国側は韓国側が表明した立場に留意し、韓国側が関連した問題を適切に処理することを希望した。双方は両国軍事当局の間のチャネルを通して、中国側が憂慮するTHAAD関連問題に対し、話し合いを進めることで合意した。
  • 中国側はMD(ミサイル防衛)構築、THAAD追加配備、韓米日軍事協力などと関連し、中国政府の立場と憂慮を明らかにした。韓国側はすでに韓国政府が公開的に明らかにした関連する立場を改めて説明した。
  • 双方は韓中間の交流・協力の強化が双方の共同利益に符合することに共感し、全ての分野での交流・協力を正常的な発展軌道に速やかに回復することに合意した。

※注:韓国外交部のサイト「韓中関係改善に関連した両国の協議の結果」から作成

(中略)
中韓合意は米軍の撤収、さらには米韓同盟の破棄を呼ぶものなのです(「米国はいつ『韓国放棄カード』を切るのか」参照)。
(中略)
米韓声明は3日で反故に
(中略)
――たった3日前に結んだ米国との約束を、韓国はいとも簡単に破ったのですね。
鈴置:韓国はいまや、米中間のボールです。誰かに蹴られると、蹴られた方向に飛んで行く。逆から蹴り返されると反対側に行く。
それは中国もよく分かっていますから、外交部の報道官も会見でわざわざ「約束を破るなよ」と脅したのです。
(中略)
――合意文を発表した後も「守れよ」とは……。
鈴置:韓国は食い逃げの達人ですから。ことに11月7日からトランプ(Donald Trump)大統領が訪韓します。剛腕の大統領に中韓合意をひっくり返されないか、中国は相当に警戒しているはずです。
だから通貨スワップも口約束のままにして、韓国が裏切ったら発動しないぞと圧力をかけているのでしょう(「米国はいつ『韓国放棄カード』を切るのか」参照)。
(中略)
今回の合意で韓国が得たのはこの「正常な発展軌道に回復」――「いじめの撤回」だけです。でも、それも「韓国が約束を守っている」と中国が判断している間だけのことでしょう。

(中略)
我が国は主権国家とは言えない、との慨嘆です。もっとはっきり書いたのが保守運動の指導者、趙甲済(チョ・カプチェ)氏です。
自身が主宰するサイトに「胡乱以降の最大の外交惨事」(10月31日、韓国語)を載せました。「胡乱」とは李氏朝鮮清朝から攻撃され、服従することになった17世紀の事件を指します。明が滅んで清が登場するなか、朝鮮朝は宗主国を代えたのです。最初の段落を要約します。
(中略)
韓国はいつまで同盟国なのか疑問が持たれる国です(「『懲りない韓国』に下す米国の鉄槌は『通貨』」参照)。第2次朝鮮戦争が起きるかどうかの瀬戸際に、米国はそんな国の裏切りなど構っていられないのでしょう。
韓国の親米保守にとっては、米国政府が怒らないことの方が恐ろしいでしょう。米国に「中国側に行きたいなら行け。もう、お前は味方ではないのだ」と言い渡されたようなものですから。
(後略)

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/110200136/

中国人のメンタリティも似たようなもんなんだけど、「自分の都合の悪い約束は、守らなければ良い」と考えている。
約束を「守らせる事が出来ない方が悪い」という思考なので、手元に利益が残るなら、その過程でどれだけ相手の信頼や善意を裏切ったとしても問題なく、彼らの面子にも微塵も傷はつかない、と思っている。
同類だから、中国人が朝鮮人の扱いに最も長けており、最初に同格の先進国として深く付き合ったアジア人が日本人だった欧米諸国は、いつまでも中国人や朝鮮人と言った、大多数のアジア人のメンタリティを見誤り続けている。
とりま、アメリカもさっさと朝鮮半島核兵器をブチ込む覚悟を決めて欲しい物だ、としか。