国賓夕食会の「独島エビ」「慰安婦出席」に日本が不快感-Chosun online 朝鮮日報

日本の菅義偉官房長官は7日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領とトランプ米大統領の国賓夕食会のメニューに「独島エビ」（独島＝日本名：竹島）を材料に使った料理が含まれていることについて、不快感を示した。
時事通信の報道によると、菅官房長官は記者会見で「外国の政府が他国の要人をどのように接遇するかについてコメントは差し控えるが、どうかとは思う」と述べた。また「北朝鮮問題への対応において日米韓の連携強化が求められる中、悪影響を及ぼすような動きは避ける必要がある」と指摘した。
また、また夕食会に旧日本軍の慰安婦被害者のイ・ヨンスさんが招待されたことについても、2015年12月の韓日協定に基づき「慰安婦問題の究極的かつ不可逆的な解決について両国間で確認されており、着実に実施されることが重要」だとして、外交ルートを通じて日本の立場を説明すると明らかにした。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/07/2017110703266.html

まともな外交感覚があったら、絶対にやらない筈の行為を平然とやらかすのは、アホだなぁ、としか。
まず、竹島問題に関して、アメリカは最初から韓国の領有を認めない旨を宣言している。
朝鮮戦争と、その後の冷戦で韓国の価値が上がり、「非介入」という立場に移ったが、一度も韓国の領有を認めた事は無く、アメリカは無法行為を行った韓国に対する非難を取り消す理由も無いから、アメリカが立場を明確にせざるを得ない場合、韓国に対する竹島放棄以外に無いのだ。
だから、過去の韓国政府は慎重にアメリカが「非介入」の立場を維持させる事に腐心してきた訳で。
次に、イアンフなる売春婦問題に関しても、アメリカが北朝鮮問題に際して日韓関係を改善させるべく、アメリカが仲介して成立させたのが、日韓合意だった。
これはオバマ政権の成果ではあるが、トランプにとっても都合が良い成果であり、これを一方的に無視し、合意違反を繰り返している韓国に対して、アメリカ政府はずっと苦々しく感じており、度々韓国に対して「合意の履行」を求めている。
つまり、今回「やらかした」のは、どちらもアメリカにとって、日米韓関係の隙間風を表にしないように、韓国の為に「触れない」つもりだった案件を、韓国がわざわざ自分から持ち出して来た事になる。
当然、これについて日本が外交的に文句を言う事は確定で、結果的に日米韓の３か国連携を深める、と言うトランプのアジア歴訪目的は最初から破綻させられた事になる。
最初に訪問した日本では満点の回答を得られたのに、次の韓国でいきなり「失敗」させられた訳だ。
続く中国訪問で成果を上げたとしても、トランプのアジア歴訪は、半ば失敗呼ばわりされるだろう。
もし、これがキンペーの仕込みだとしたら、キンペーの謀略能力はなかなか優秀、と思うんだけど、やらかしている内容の雑さを見ると、朝鮮大酋長の独断って感じが凄く感じる。