gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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【イベントレポート】Lenovo、Snapdragon搭載のWindows 10タブレット「Miix 630」 - PC Watch

Lenovoは、2017年12月に開催されたQualcommのイベント「Snapdragon Tech Summit」でアナウンスされていたとおり、QualcommのSoC、Snapdragon 835を搭載するWindows 10デバイスMiix 630」を正式に発表した。
Miix 630は、カバー型キーボードを利用する液晶着脱型の2in1だ。MicrosoftのAlways Connected PC構想に準拠しており、バッテリ駆動時間は20時間(ローカルビデオの連続再生時)と、長時間の駆動が可能。また、LTE Advanced対応ワイヤレスWAN機能も標準搭載。LTE Advanced Cat11準拠で、受信時最大600Mbpsでのデータ通信が可能となっている。対応するSIMカードはNano SIM。
本体サイズは293×210×7.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は770g。付属のカバー型キーボードには本体を支えるキックスタンド機構が設けられており、クラムシェルPC同等の使い方も可能となっている。カバー型キーボードはキーボードバックライトも搭載している。なお、キーボード装着時には高さが15.6mm、重量が1.33kgとなる。
ディスプレイは1,920×1,280ドット表示対応の12.3型液晶を採用。タッチ操作に加えて、1,024段階の筆圧検知に対応するスタイラスペン「Lenovo Pen」によるペン入力にも可能となっている。このLenovo Penは、製品パッケージに標準添付される。
SoCにはSnapdragon 835を採用しており、メモリは最大8GB、内蔵ストレージは最大256GBのUFS 2.1。内蔵無線機能は、IEEE 802.11ac無線LAN(2×2)、Bluetooth 4.1+LE、LTE Advanced対応ワイヤレスWAN。カメラは、5MPの前面カメラと、オートフォーカス対応13MP背面カメラ、Windows Hello対応の顔認証用赤外線カメラを搭載。
外部ポートは、USB Type-C×1、microSDカードスロット、オーディオジャックを用意。内蔵バッテリの容量は48Wh。OSはWindows 10 Sを採用しており、Microsoft StoreからWindows 10 Proへの無償アップグレードも可能。
北米での発売時期は、2018年第2四半期を予定しており、価格は799.99ドルから。日本での発売は未定。
(後略)

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1099931.html

うーーーーん、800ドルか。
日本円だと約9万円。
元々、スマホのSnapdragon 835搭載機が、7万以上11万以下と言う価格帯なので、SoC自体のお値段もそれなりに高い事は判るのだが、UMPCではなく、12.3型のフルサイズ2in1と考えると、普通によりパワフルなCorei5以上のCPU搭載機があるので、「省電力の割にそこそこパワフル」という点にしかメリットが無い。
現状、Pentium以上Corei3以下というミドルローなスペックのSnapdragon 835は、価格的にはミドルハイのCorei5クラスであり、Atomのように省電力で低スペックで格安、といった路線では売れないのだから、新しい価値を既存のノートPCに対して見せる必要がある。
個人的には、それがUMPC路線だと思うのだ。
7インチファブレットサイズで、AndroidとのデュアルOSにすれば、需要があると思うんだけどね…。
ちなみに、レノボで同系統のMiix 720 (Corei5版)は、同様のローカル動画再生で6時間もつとされる。
その3倍以上の20時間も動画再生できる点は、凄いと思うんだけど…。
20時間以上も、充電する暇も無い程、モバイルする仕事やシーンが思いつかないのよね。