gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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超小型モビリティとは 暗雲立ち込める今後の展開 | クルマときどきハル日和

トヨタがコンセプト展示しているi−ROADとかもあるけど、効率的な自動運転を前提にしないなら、高速道路で不要なブレーキ1回が渋滞を生むように、腐った林檎が全体を腐らせるように、超小型モビリティは道路の効率を今より下げる効果しかない。
秋葉原を走り回る観光向けコスプレカートの集団が、どれだけ危険で邪魔かを見ていれば、既に答えは出ている。
道路の輸送効率が下がれば、超小型モビリティが省エネと言っても、オーバーヘッドが増えて逆に総量でマイナスになりかねない。
欧州が超小型モビリティで進んでいるのは、単に日本より平地面積が広く、道路に余裕があるからだと思う。
そして、今のAI技術と言うより、自動運転と有人運転が混在する期間がある限り、自動運転は成功しない。
最低でも、自動運転専用レーン(手動運転車は絶対進入禁止)を設けるか、可能ならインフラレベル、都市設計の段階で自動運転の仕組み組み込まないと無理、と個人的には確信しているので、日本では超小型モビリティは成功の目が殆ど無いと思う。
…つか、セグウェイすら「危険だから」乗る場所が無い日本で、エコだけど安全性を削った超小型モビリティとか、中途半端過ぎて、結局、より安全で燃費もそこそこな軽自動車で良いじゃん、と言う結論になるだろ。
軽自動車こそが、日本で生まれて適応した小型モビリティなんだから。
超小型である必要が無い。
つか、スマホとか小電力系とか環境の安定した屋内インフラならともかく、屋外で使う物に関しては、何でもグローバルモデルで必要十分な、大きな地震も無ければ、台風が毎年2桁来る訳でもなく、手抜きの石造り住宅でも百年単位でもつし、石造りだから火災の心配も最低限で、平地が多くて気候も安定した欧州と、生物や機械の環境としてはヘルモードな高温多湿で年間の寒暖差が激しく、国内ですら気候の差が大きい上に、地震・雷・火事・親父が揃ってて、グローバルモデルの安全性では頼りない日本とで同じやり方が通じる訳無いって事ぐらい、いい加減「欧州ガー」な人達は自覚しないとな。