gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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FBI:中国は米大学にスパイを送り込んでいる|BIGLOBEニュース

(前略)
レイはまた、中国政府と関係がある中国のテクノロジー企業には注意が必要だと米通信会社に警告した。
とくに中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のスマートフォンを使用しているアメリカ人ユーザーの情報は、中国政府に筒抜けになっている可能性があるという。
「我々と価値観の異なる外国政府の庇護を受けている企業や事業体が、アメリカの通信ネットワーク内に橋頭堡を築くリスクについて深く危惧する」
「それにより、外国政府はアメリカの通信インフラに負荷をかけたり、まるごと乗っ取ったりできるようになる。悪意を持って情報を改変したり、盗んだりでき、まったく気づかれずにいくらでも情報を収集できるようになる」
FBIは15年の報告書でも、中国政府と「不透明な関係」を持つファーウェイについて警告を発していた。
87年の設立以来、ファーウェイは中国共産党の上層部と人民解放軍の指揮官らから公然と支援を受け続けてきた」と報告書は述べている。
アメリカの通信ネットワークに入り込むため中国政府から補助金と直接投資で1000億ドルもの支援を受けているおかげで、疑うことを知らない米企業に、非常に魅力的な低コストのオファーができる
ファーウェイ側は、そのような言いがかりこそ、中国企業の競争力を貶めようとするFBIの工作だと言っている。
「我が社は世界の170カ国の政府と顧客に信頼され、他の情報通信テクノロジー企業とグローバルなサプライチェーンと生産能力を共有しており、情報セキュリティの信頼性も、他企業と何ら変わるところがない」
(後略)

https://news.biglobe.ne.jp/international/0215/nwk_180215_2321314457.html

実際、中国との極端な融和を志向したアメリカ民主党政権下で、規制が緩いのを良いことに、価格性能比の良さで移動体通信のインフラに食い込んで、シェアを取ったファーウェイの、コスパの良い端末による市場支配ってのは、中国共産党の支援額と合わせて考えれば、情報侵略の一環である、と言われても全く不思議ではない。
アメリカのキャリア採用をドタキャンされたことを考えれば、まあクロだろうと思う。
その意味で、auがファーウェイの採用を決めたことは、憂慮すべき事態とも言える。
ただまあ、日本にはスパイ防止法がないので、どうしようもない訳だが。