gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ミサイル避難訓練を中止しつつイージスアショア配備計画を進める政策の正当性(JSF) - 個人 - Yahoo!ニュース

6月12日に米朝会談が開かれ、核とミサイルの問題で緊張緩和の道が開けたのだからミサイル防衛(MD)のイージスアショア(陸上イージス)配備計画を再考すべきという声が出て来ています。米朝対話が続いている間は米韓合同軍事演習を中止する方針に合わせて、日本もミサイル空襲を想定した民間防衛訓練(避難訓練)を中止する事になったのに、イージスアショアの配備をそのまま進めるのはちぐはぐな対応だという主張です。
しかしこれは別にちぐはぐな対応ではありません。実際には日米韓で連携された対応が為されていると評価が出来ます。何故ならば北朝鮮との交渉当事者であるアメリカ自身も、米韓合同軍事演習は中止する一方でミサイル防衛は強化する方針を続けるからです。
(中略)
短期的な対応と長期的な対応が異なるのはおかしい事ではない
短期的な対応と長期的な対応の方針が違う事はおかしい事ではなく、ちぐはぐな対応という見方はあたりません。
(後略)

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20180628-00087271/

禿同。
というか、ミサイル避難訓練は間近に懸念された北朝鮮のミサイル攻撃に備えた物で、「最近、不審者が学校近くで発見されたので、集団下校しましょう」と同レベルの「直近の対応」である。
対して、イージスアショア配備は、「台風は毎年来るので、防災設備を点検し、災害備蓄をしましょう」と同レベルの「中長期対応」である。
来る事が判っていて、しかし対策に時間の掛かる事は、普段からの準備が大切、と言う当たり前の行動なのに、頭の悪い主張が出てくるのは、きちんと正しい情報を国民が理解していないからで、その原因はマスコミがそもそも正しい情報を発信しようとし無い事にある。
枝葉末節では無く、もう少し総論を押さえた報道をするニュースや新聞が1つぐらいあっても良いと思うんだけど、一つもないってのが日本人の不幸だと思う。