STEAK THE FIRST 四谷 (食べログ)
昼休みに「半額」の文字を見かけて、入ろうかと思ったが地下への階段に待ち客が大量に居たからスルーしたのだけれど、念の為に口コミを確認してみた。
このステーキ専門店は、かなり狭い店内に、接客に関して、価格と釣り合わない拙さがあるとの評価。*1
なおこの口コミ指摘は、「席への案内」から「皿の出し方」にまで言及する評価であり、ある程度の値段を取るお店は、そこまで見られている、と言う話である。
ちなみにこのお店、リブアイロールステーキが１グラム６．５円。
ペッパーレイプ系列の「いきなり！ステーキ」だとリブロースが１グラム６．９円。
これを比較して判る通り、「いきなり！ステーキ」は、専門店の接客を要求される店舗に比べると、論外レベルの接客だが、価格は既に専門店より高いのだ。
更に余談だが、リブアイロールはアメリカの部位名称で、いきなり！ステーキの表記だと１グラム７．３円の「トップリブ」の大半を含む部位になる。
つまり、更に価格差が広がったオチ。
もっと比較してみよう。
次にサーロイン。
「いきなり！ステーキ」だと１グラム８．２円。対してこのお店は７．８円。
次にヒレ。
「いきなり！ステーキ」だと１グラム９．０円。対してこのお店は１２円。
おっと、ヒレなら「いきなり！ステーキ」が安いのか、と思ったら、このお店はグレインフェッドのオージー産短角牛。
「いきなり！ステーキ」は日本における標準的な部位表記を用いており、実はヒレに関してはオージーの方がより少量のやわらかい部分のみをテンダーロイン(＝ヒレ)と呼称しているので、実は日本やアメリカのヒレより稀少性が高い。
対して、「いきなり！ステーキ」のヒレ肉は産地どころか牛種、飼料すら未公開である。
…とまあ、きちんと並べて比べると、如何に「いきなり！ステーキ」が安くないのか、が判ると思う。
そして、最初に付いたイメージが、どれだけ重要か、という事も…。
とりま、来月の１５日には、半額ステーキ食べに行ってみよう。
