「市民を騙してきた」 陸自配備 | 八重山毎日新聞社

(前略)
ことし３月の市長選では中山市長が「ミサイル基地なら反対する」と発言、「ミサイルとは大陸間弾道ミサイルのことで、石垣島に配備されるのはミサイルとは言わない」との解釈を示していた。
(後略)

http://www.y-mainichi.co.jp/news/34034/

おおう、なんとも斬新な解釈…。
いい加減、公の人間が議論の際に「オレ定義」で演説打つのは、犯罪として取り締まって欲しいんじゃが。
あと、石垣島に陸自部隊を配備する点についてだけど…大局的に見れば、離島に、たった６００名規模の少数防衛戦力を置くのは全くの無駄である。
それが前方展開レーダー基地にしろ、ミサイル部隊にしろ、真っ先に狙われ、少数故にすぐに沈黙する事が確定している、カナリヤのような部隊にしかならないからだ。
本来、沖縄の様なハブとなる場所に戦力を集中配備して、敵に奪われた後に、敵より多くの奪還部隊を派遣する方が、圧倒的に効率も効果も高い。
ただしこの戦術を徹底する場合、石垣島とか真っ先に奪われる離島に住む住人は、避難も出来ない内に、敵部隊に蹂躙される未来しかない。
敵が、お行儀の良い先進国の軍隊なら、虐殺も略奪も無いかもしれないが、日本が想定する仮想敵国は、１国の例外もなく、非武装人民に対する虐殺や略奪を現代に至っても繰り返している癖に「認めなければどうと言う事も無い」と開き直る国ばかりだ。
戦争が優勢な内は、略奪や傷害、レイプ程度で済むかもしれないが、劣勢になれば平然と肉の盾として使いかねない、冷酷無残な敵である。
しかし、自衛隊が島に居れば、いち早く敵の襲来を知る事も出来るし、自衛隊が全滅するまでの間に、逃げ出すチャンスもあるだろう。
ぶっちゃけ、離島への自衛隊配備と言うのは、自衛隊員に貧乏くじを引かせて、島民を逃がす時間を稼ぐ為の施策なのに、当の島民から嫌われ、反対される謎。
…別に、石垣島には自衛隊無しで良いんじゃないですかねぇ？