安田純平さん なぜ「私はウマルで韓国人です」と話した？ | NHKニュース

これについて安田さんは、トルコから日本に向かう機内で「拘束中に、事情があってイスラム教に改宗しなければならず、そこで自分で『ウマル』というのを選んでいた。彼らが設定したルールに従って言った」と説明し、イスラム教に改宗した際に選んだ名前だったと明らかにしました。
そして「韓国人です」と話した理由についても、「日本人であることとか、私の実名を言うと、ほかの囚人がきいて、もし彼らが解放された場合、私の監禁場所を知っているので、例えば日本側に通報するとか、ほかの組織に通報するとかしたら、ばれてしまう。だから、実名を言うとか、日本人とか言うのは禁止されていたんです」と語りました。
つまり監禁場所が外部に漏れないよう、拘束されている人たちはいずれも実名や国籍を言ってはならないルールが徹底されていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684931000.html

よくこんな嘘を平然と言えるのか、そして騙される奴が大量に出るのか、本当に不思議。
少なくとも、これを疑問を覚える事無く、右から左へと報道するジャーナリズムの劣悪さには、国民に対して「この内容でもバカな国民は騙されるだろう」という侮りを感じるとともに、騙されてオマルの言い分に納得する視聴者の頭の悪さには、絶望感すら感じる。
「ほかの囚人がきいて、もし彼らが解放された場合」と言ってるが、別に尋問にしろ動画撮影にしろ、他の囚人と一緒にやる必要が無い訳で、情報封鎖を理由に「実名や国籍を言ってはならないルール」があるとするならば、それは「囚人間の収監時のルール」であって、身代金を取る為の動画で嘘を言う理由にはならない。
そもそも、そのルールに従うならば、「英語ではなく日本語で話す事」と「韓国人のウマルと名乗ること」自体がアウトになるのだ。
大体、反政府テロ組織が、一定の場所に長く居続ける筈も無く、特に人質の様に「解放される可能性のある人間」を収監する場所は、「使い捨て出来る拠点」でなくてはならない。
反政府テロ組織なら、「使い捨て出来ない拠点を知った人質は殺す」し、「人質を解放する時点で、その収監拠点は放棄するしかない」と判断する。
つまり、このオマルの発言には、何一つ信頼できる情報が含まれていない、何重にも嘘が重なって意味不明になっている典型例と考えるべき。
…むしろ、納得している人は、この発言に、どういった合理性があると考えているんだろう。
紛争地帯を仕事場にする戦場ジャーナリストの必要性、重要性は判るが、このオマルは過去何度も何度も拉致されており、その都度身代金を要求されている。
戦場ジャーナリストとして役に立っていないどころか、同業者にとって迷惑にしかなって居ない。
良く言って「無能な働き者」だし、疑惑の目で見れば「プロ人質」だ。
オマルを戦場ジャーナリストとして擁護する奴らは、戦場ジャーナリストという職業自体を馬鹿にしている。
関連：[https://snjpn.net/archives/75083:title=【プロ】戦場カメラマン渡部陽一さんの戦場取材の掟 → 自分の身を護ることに最大限の注意を払いお金もかける。捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格]
追記：上記はフェイクニュースという事で取消。ただし主張自体に変更は無し。…だって、取材の度に拘束される戦場ジャーナリストって、そもそも適性が無い、無能という点は明らかなので。
なお、渡部氏は上記まとめについてフェイクとしながらも、『紛争地域で取材するときは「危機管理が8割を占め、2割がカメラの腕」』と危機管理の重要性を繰り返し述べており、オマルを非難も否定もしないと言いつつ、言外には「毎回拘束されてるオマル」が戦場ジャーナリストに必要な危機管理能力が決定的に足りてない、という意味合いになっている。
あと、どこぞのマスゴミは、オマルを戦場帰りの英雄のように扱えと言ったらしいが、そもそもマスコミが海外派兵された自衛隊を英雄のごとく称賛して迎えた事が無いくせに、よくもまあそんなことが言えるな、と。
ほんま、そういうとこやぞ。
閑話休題。(それはさておき)
近年、在日朝鮮人の通名を報道などの公的な場で使用する事が出来なくなったが、このオマルこと「安田純平」というのはジャーナリストとしてのペンネームで、本名は別にある。
芸能人がＴＶで芸名報道されるように、ペンネームは通名と違うので、オマルの国籍状況に関わらず、安田純平というペンネームで報道されるのは、そーいう事である。
…本来なら、芸能人でも大きなニュースだと「本名併記」になるんだけど、マスコミは知らせない自由の行使が大好きだから…。