1年前に生レバー提供で逮捕された焼肉屋店長 今でも規制に疑問 - ライブドアニュース
(前略)
http://news.livedoor.com/article/detail/15555629/
牛の生レバーを提供していたとして先日、京都の焼き肉店店主が逮捕された。メニューには「あかんやつ」と表記して“意味深”な雰囲気を漂わせていた。生レバーは人気メニューだったが、2012年から客に食べさせたり生食目的での販売が違法になった。しかし、そこは雑食文化の日本だ。本音と建前がある。1年前に同じく逮捕された焼き肉店の店長が本紙取材に生レバーが持つ矛盾を語った。
(中略)
「生レバーを出したのは1回、2回じゃない。ずーっと! 店の代名詞や。ホルモンと肉で40品目あるけど、その8割は生でいける」と、品質への絶対的な自負があったからだ。
(中略)
「被害者を出そうとして提供していたわけじゃない。こっちから勧めたこともない。頼まれるから出していた」
(後略)
平地が少なく、食肉としての家畜産業が近代まで無かったので、日本には魚の生食はあっても、生肉、それも内蔵を生で食う食文化は、神事や猟師などの一部を除いて無く、一般的では無かった。
更に言うなら、そもそも内蔵食に至っては、戦前に外国から流入するまでは殆ど日本には無かったのである。*1
にもかかわらず、「雑食文化の日本だ」等とまるで一般的であるかのように言い出すのは、江戸しぐさ等と同じ歴史捏造の類である。
そもそも、韓国焼肉*2店を中心に、生肉用の処理が成されていない生肉食が広がったのは、ここ30年以内の話であり、伝統的な食べ物なんて事は微塵も無い。
「8割生で行ける」なら、2割はアカン訳で、1店でも一日数十食、年間数千食出る飲食業界で、2割がどれだけ無責任な数字かは、言うまでもない。
しかも、法が出してはいかん、と言う奴を「頼まれるから出していた(から俺は悪くない)」と嘯く。
…モラル自体が最低、としか言いようが無い。
こー言う馬鹿が、どっかの自称戦場カメラマンのように、都合のいい時だけ「自己責任」と叫んで無法を成し、しかし都合が悪くなると「自己責任といって責めるのは良くない」と逃げを打つのだろう。