gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

米英など5カ国「ファイブアイズ」、日独仏と連携 サイバー攻撃、中国の機密情報共有 - 毎日新聞

米英など5カ国「ファイブアイズ」、日独仏と連携 サイバー攻撃、中国の機密情報共有 - 毎日新聞

「ファイブアイズ」と呼ばれる米国や英国など英語圏5カ国の情報機関が、日本、ドイツ、フランスの3カ国と連携し、中国などのサイバー攻撃に関する情報共有の新たな枠組みをつくった。サイバー攻撃に共同で対処するのが狙いで、5カ国は日独仏に対策強化を要請。日本が政府調達から中国企業の通信機器を事実上締め出す方針もこれを受けたもので、今後はインターネット上で大量のデータを管理する「クラウドサービス」についても、政府への納入業者を対象にした厳しい安全基準を策定する方針だ。
日本政府関係者によると、5カ国に日独仏を加えた「ファイブアイズ+3」は昨年初めにスタート。8カ国の…
(後略)

https://mainichi.jp/articles/20190203/k00/00m/010/166000c

記事中の画像で「ファイブアイズ」は米英の他はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドとなる。
判りやすく、第二次世界大戦における米英の盟友とも言うべき国々で、戦後スキームにおける最大の受益国となる。
日独はともかく、フランスがこの枠組みに最初から入って居ないのは、フランスは元々英国とはあまり仲が良くないので、米英蜜月の間は、基本的に独自路線であり、西側諸国の一つとして振る舞うけれど、アメリカにべったり、と言う付き合い方はしないので。
ぶっちゃけ、仏独にとって中国はアメリカに負けない「お得意様」なので、中国包囲網からは一歩離れておきたい立場。
そして日本はアメリカにとって、何時までも「外様」であり、大体この辺の集まりには、後から呼ばれる事が多く、本件もそんな感じだった模様。
余談だけど…お付き合いのある大企業で、12月には「納入機器にファーウェイまたはZTEの機器が無いか」というお問い合わせが相次いだ。
政府調達に関わるような大企業の場合、無いのが必須となるので、その辺の調査は見えない所で着々と進んでいる。
尤も、大企業はiPhone好きなので、スマホとかタブレット関係でファーウェイまたはZTEの機器を納品する事例はほぼ無かった模様。
むしろ、金が無くて機器費用をコストカットするような中小企業は、タブレットはほぼファーウェイ。
スマホも一部はファーウェイが混じる感じ。
そうした中小企業で、機器変更したいって話は聞かないから、問題ないんだろうけれど、もしあったら、安物買いの銭失いになった話だと思う。