安倍首相、メルケル独首相と会談 情報保護協定締結で大筋合意 - 毎日新聞

安倍首相、メルケル独首相と会談　情報保護協定締結で大筋合意 - 毎日新聞

安倍晋三首相は4日、来日中のドイツのメルケル首相と首相官邸で会談し、情報保護協定を締結することで大筋合意した。秘密情報を交換した際の情報漏えいを互いに防ぐ枠組み。中国の台頭などを見据え、安全保障分野での協力を深化させる狙いがある。米中両国の貿易摩擦を念頭に、自由貿易体制の維持を図る方針でも一致した。
メルケル氏の訪日は5回目で、約45分間会談した。会談後の共同記者会見で、首相は中国の海洋進出を念頭に「力による一方的な現状変更の試みに反対し、法の支配に基づく国際秩序の維持のため連携する」と表明。メルケル氏も、日本の「自由で開かれたインド太平洋」構想を支持する考えを示しつつ、中国の経済圏構想「一帯一路」を念頭に、「中国の領土的野心とも関係している。もちろん中国とは協力せねばならないが、そう簡単に進めてもらっては困るところもある」とけん制した。
(中略)
北朝鮮問題や中国の海洋進出などを受け「東アジア情勢にドイツも関心を持たざるをえない状況」（政府関係者）となり、安全保障協力に一歩踏み出した。
(中略)
英国のEU離脱問題では、「合意なき離脱」は回避すべきだとの認識を共有。北朝鮮問題では、非核化の具体的措置が取られるまで国連安全保障理事会決議に基づく制裁を維持し、拉致問題の早期解決に向け協力する方針を確認した。【光田宗義、野間口陽】
(後略)

https://mainichi.jp/articles/20190204/k00/00m/010/268000c

判り易くドイツは中国の狗になってるな。
日本が、「中国の海洋侵略」に言及すれば、本来なら西側諸国として国際秩序を破る中国を非難しなくてはならない立場だが、中国と利益を共有しているので、否定もせず、しかし、直接の支持もせず中国の一帯一路に言及して躱している。
情報保護協定締結については、前に取り上げた「ファイブアイズ＋3」に関わる話なので、これはドイツとしても拒否できない案件だから、順当に合意するのは当然。
しかし、ここまで露骨に中国に寄ってる事を考えると、「ファイブアイズ＋3」に加えてもどの程度メリットがあるか…。