gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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今でも色褪せない!おすすめの名作ラノベ22選 - ゴーストインザヘッド

今でも色褪せない!おすすめの名作ラノベ22選 - ゴーストインザヘッド
あー…割と新しめと言うか、電撃全盛期の頃の人だと、こー言うラインナップになるのかなぁ。
うえお久光に関しては、アクマのミカタとシフトもお勧めよ?
…どっちも未完だけど(爆)
三雲岳斗はなぁ…最初と途中は面白いんだけど、終盤と言うかオチが竜頭蛇尾になりがちで、アスラクラインも例に漏れない。
コールドゲヘナとかランブルフィッシュとか、ロボ物が結構面白いんだけど、結局どっちも…げふんげふん。
ちなみに、より古い年代のわい氏としては、麻生俊平ザンヤルマの剣士シリーズは、本当に中高生に読んでほしい。
ジュブナイル小説の傑作だし、この作品内で出てくる「あらゆる文明が到達する最終段階」は、あまりにも明確に現実が向かいつつある未来とシンクロしており、これが27年前の作品にも拘らず、現代にも通じる人間観は驚くほど。
当時はジュブナイル小説として発売されたけど、今から見れば、割とSFと言っても良いと思う。
ただまあ、この主人公は「今時の主人公」とは全く相容れないし、当時としても異端に近い主人公像だったから、人気が出るか?と言われると微妙。
ただ、学生世代の人が読めば、心に残るものが絶対にあると思う。
当時は、エヴァに似ているとか言われたけれど、きちんと設定を畳んで終わらせた本作と、設定を投げ捨ててるアレと同一視するのは、流石に失礼だと思う。
問題は、絶版なんだよなぁ…。
主要な電子書籍サイトにも、著作のごく一部しか登録されていない。
絵師がアレで電子出版で再販できない可能性が高い「ミュートスノート戦記」はともかく、「ザンヤルマの剣士」が再販できない理由がさっぱりわからん。
一時期は、「ちょく読み」電子出版されていたらしいのだが、そのサイトはケータイサイト用で、後にBOOK☆WALKERに置き換えられるのだが、当サイトでは「ザンヤルマの剣士」は無くなっている。
多分なんだけど、カドカワ…正確には富士見と作者間でゴタゴタがあって、作者が出版権を引き上げたんじゃないかなぁ、と思っている。
電子出版に関して、富士見でゴタゴタがあった作家に対する嫌がらせじみた事例は、ちらほらとネットで告発されていたりするので…。
有名なのはカクヨムで公開されたアレとか。
ちなみに、作者が作品の出版権を引き上げた場合、イラストや装丁デザインは出版社が権利を持っているので、そのままでは再刊行できない。
まれに、別出版社への移籍が円満に進んだ場合、イラストの権利なども一緒に委譲される場合もあるようだが、作者が作品の出版権を引き上げるような事例だと、そーいう円満な感じは無い模様。
コミックの権利をほぼ全て持ってる漫画家と、中の文章にしか権利が無い小説家の違いだよね。