gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「清水港海づり公園」着工 23年度完成予定、人工海浜も整備|静岡新聞アットエス

「清水港海づり公園」着工 23年度完成予定、人工海浜も整備|静岡新聞アットエス

静岡市が清水港内に新たに整備を進める「清水港海づり公園」の着工式が16日、同市清水区の新興津地区で開かれた。市や県の港湾担当者、地元自治会関係者ら約70人が出席し、事業の開始を祝った。
19日に施設の基礎となる鋼管くいの打設工事を始め、2023年度の完成を目指す。着工式で田辺信宏市長は「海洋文化都市として清水港と興津地区のさらなる発展を進めたい」とあいさつした。着工を祝い、くわ入れを行った。
新興津地区はJR興津駅近くの国道1号バイパス沿い。クランク型の海釣り施設(延長150メートル)と水遊び場やトイレを備えた公園施設(0・2ヘクタール)を開設する。総工費は約11億円。周辺には人工海浜や交流施設も整備する。
同公園は海上にメガフロート(大型浮体式海洋構造物)を浮かべ2003年に開設されたが、東日本大震災後、福島第1原発の事故対応に当たる東京電力に売却。15年に興津地区連合自治会が再建を求める要望書を市に提出し、再整備が決まった。

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/601137.html

もしかして、11年ぶりのメガフロート新造か!?
…と、期待していたのに、クッソ雑魚い内容でガッカリ。
日本では各省の縄張り争いと、不景気によってメガフロート研究と建造が2003年で途絶えてしまい、桟橋や海釣り公園に使うのが限界だったが、韓国では「セビッソム」という3つのメガフロートによるコンベンションセンターやカフェ、レストランを併設した観光施設を運用している。
「メガフロートは土地か船舶か*1」の利権争いに決着がつかず、法的な整備が成されないまま、大々的な商業展開への道が閉ざされた日本のメガフロートでは運営が無理な施設ではある。
大きさ自体は大したことは無いのだが、建設は2006年。
つまり、日本でメガフロートに関する研究が終わった後である。
技術の出元は…多分、そうなんだろうなぁ。
なお、世界初のメガフロート上の建築構造物を自称している
もちろん、日本がメガフロートの上に建物を建てて運用開始したのは、2001年のなので、韓国の自称は嘘っぱちである。
…まあ、向こうが大々的に観光地としてデザイン優先の派手な建物を建てているのに対して、所詮は釣り堀の管理事務所なので、規模も見た目もショボイのだが。

*1:それによって税金の名目が異なるので、管轄する省庁間の争いになった