gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

沈黙の中国メディア、トランプ氏ツイート伝えず-SNSも投稿削除 - Bloomberg

沈黙の中国メディア、トランプ氏ツイート伝えず-SNSも投稿削除 - Bloomberg

トランプ米大統領が対中関税引き上げを警告した2本のツイートは、6日の中国株と人民元相場を揺るがした。大半の中国メディアはしかし、何事も起きていないかのように沈黙を保っている。
トランプ氏が5日にツイートで中国製品に対する関税率引き上げの脅しを加え、世界の株式相場は大幅に下落したが、それを報じている中国のニュースメディアはほとんどない。国営新華社通信から、より市場志向の強い財新、対外強硬姿勢を取る傾向にあるグローバル・タイムズ(環球時報) に至るまで、各メディアは今回の株・通貨急落の要因をほとんど伝えていない。中国株は6日、2016年以来の大幅安で終了。人民元は3年ぶりの大きさで下落した。
ソーシャルメディアの微博からは、対中関税に関するトランプ氏のツイートを受けた投稿や関連記事が削除された。微博から削除された投稿や検閲対象の言葉などを記録する香港大学系のプロジェクト「微博視野」の調査で分かった。トランプ氏のツイートを表示した端末の画像を保存したスクリーンショットを、テンセントのソーシャルメディア微信に投稿しようとしたがブロックされたと話す利用者も複数いる。
(中略)
微博とテンセントの担当者はコメント要請に応じなかった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-06/PR38366JTSE801

昨年から3月辺りまでは、米中対立も折り合いをつけて改善の兆し…位のイメージがあったが、結局、延長戦になっても中国が譲歩せず、時間稼ぎしているだけ、と分かったトランプが最後通牒を呟いた。
という話かと。
そしたら
関連:中国政府系ファンドが衝撃吸収、6日の株急落時-関係者 - Bloomberg

6日の中国株式市場で、同国政府系のファンドが一部銘柄を対象に活発に動いていたことが事情に詳しい関係者の話で分かった。米国との通商対立が急激にエスカレートする中で、相場急落の影響を和らげる狙いがあった。ファンドが対象とした銘柄は大手石油会社2社など。情報が非公開であることを理由に、同関係者が匿名を条件に語った。上海市場で一時、前営業日比3.5%下げたペトロチャイナは、午後に入ると一時プラス転換し、結局0.9%安で取引を終えた。中国石油化工は4.2%安で引けたが、一時大きく下げ幅を縮小する場面があった。中国の銀行最大手、中国工商銀行の株価にも同様の急激な動きが見られた。
中国証券監督管理委員会(証監会)にファクスでコメントを求めたが、現時点で返答はない。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-06/PR32Y76KLVR401?utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&utm_content=japan&utm_medium=social&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan

しっかり、ダメージ回避策を準備していた辺り、中国が最初から「キンペーの交渉延長は、時間稼ぎが目的で、アメリカの要求を受け入れる気は一切なかった」という証拠が出てきて草ァ!