gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 焼肉で肉を焼きたくない日本人が増加「何で俺が調理して店員が楽してんだ!仕事しろ!」 - ライブドアブログ

痛いニュース(ノ∀`) : 焼肉で肉を焼きたくない日本人が増加「何で俺が調理して店員が楽してんだ!仕事しろ!」 - ライブドアブログ
焼肉屋ってのは、客に焼かせる事で、調理に必要な店員を大幅削減する事が出来、飲食店の中ではとても利益率が高い合理的なシステムだったりする。
このスタイルは、意外に歴史が古い。(日本人の感覚だと、100年未満で「浅い」かもしれないが…)
まず、戦後闇市の中で、暴力団と繋がって物資を集めていた在日朝鮮人が、安価な内臓肉を焼いて売り始めたのが起源の一つと言われている。
このホルモン焼き屋が、経済発展と共に肉の種類を増やし、今の焼き肉店へと繋がっていく。
ホルモン焼き屋の時点から、低コストで売る事を意識していたのか、「客が焼く」というスタイルは黎明期から取り入れられ、日本で「焼肉と言えば客が焼く物」という常識が浸透する事になる。*1
一方、在日朝鮮人の繋がりで韓国へ輸出された「焼肉」という文化は、日本とは違った発達を遂げており、韓国で焼肉と言えば「店員が焼く物」で、日本の様に客が自分で肉を焼くスタイルではない。
つまり、わざわざ日本の焼き肉店で「店員が楽してんだ!仕事しろ!」と「思いつく」のは…。

*1:50年代には焼肉のたれが発売され、家庭でも肉を焼いて食べる事に違和感を持たない、と言う点もある