映画『空母いぶき』の首相役の佐藤浩市氏が「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。」と発言し炎上 - Togetter

映画『空母いぶき』の首相役の佐藤浩市氏が「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。」と発言し炎上 - Togetter
なにこれ？
たった一俳優如きの私的な感情に、映画全体が私物化されたの？
まず、こんな主張を容れた監督が情けないし、もし原作者がこれを許した上での蛮行だったとしたのだとしたら、原作者にも失望を禁じ得ない。
役者だって人間だから、様々な主義主張を持って当然だし、むしろそれ自体は持って良いものだけれど、それを仕事に持ち込んで、物語を歪める位なら、最初から仕事を断ればよかった話。
仕事で貰えるギャラは欲しいけれど、私的な理由で役を捻じ曲げます、なんて事が許される筈も無い。
そもそも、第一次安倍内閣が退陣した際に患った潰瘍性大腸炎は、「お腹痛い」なんてレベルじゃない「国が定めた指定難病の１つ」であり、寛解しても根治はしない難病で、日本だけで１８万人もの人が苦しんでいる。
これを、当時、日本のワイドショーで「腹痛程度で…」と揶揄し奴が何人も出たが、良識ある人はその無知に憤り、マスコミを非難していたのを、よく覚えている。
まあ、こんな役者がドヤ顔でインタビューに出られる映画だから、自衛隊の協力が得られなかったのね…。
つかさ、「反権力のオレカッコイイ」という思考自体が時代遅れだよね。
安倍首相は良くやってる方だと思うけど、表現規制も移民も消費税増税も、わしは反対だし、もし真っ当な首相候補で、より自分の思想に近い候補が居れば、別に安倍首相でじゃなくても支持するよ。
全部が全部、自分と主義主張が一致する首相候補なんて、いる訳が無く、よりマシな所で手を打って支持する。
それを積み重ねて、よりマシな候補を育てていく、それが成熟した民主主義ってモンでしょ？
なんつーか、制作サイドの「幼稚さ」が酷い話だと思う。