無人偵察機撃墜 米が公開した飛行ルート | NHKニュース
アメリカの国防総省は20日、無人偵察機の実際の飛行ルートだとする線が描かれた地図を報道機関に提供しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190621/k10011963181000.html
この図では、偵察機の飛行ルートだとする線はイランの領海の外側に引かれていて、撃墜された地点も公海の上空だったことが示されています。
また、偵察機にミサイルが命中した瞬間だとする写真も公開し、撮影された場所の緯度と経度も示しています。
イランが、偵察機はイラン領空に侵入していたと主張しているのに対し、アメリカは国際空域での活動だと主張していて地図や映像を次々に報道機関に提供することで不当な攻撃だったと訴える狙いがあるとみられます。
うーん、多分、アメリカ側の主張が正しい可能性がより高まったな。
少し前のエントリにも書いたけれど、高高度偵察機にとって、12kmという距離は「近く」であり、ホルムズ海峡の船舶を監視する目的なら、イランの領海に侵入する必要なく、地形的にオマーン側の領空を一部通過せざるを得ない場所があるものの、飛行経路十分な合理性を持って設定されていると思えるし、可能な限り公海を飛び、周辺国に配慮しているとすら言える。
むしろ、わざと
この「極めて現実性の高い飛行経路」を、イラン側の出している、割とギリギリの映像だけで否定するのは、難しいんじゃないかな…。
むしろ、領海外とは言え、離れて15km程度と近くであった事が判明し、イランの提示した動画から逆算される「領海ギリギリ(アウトではないか?)」という推測値が、余計に信憑性を増したというか。