イラン革命防衛隊が英タンカーの拿捕を試み 英海軍が阻止か | NHKニュース
イラン革命防衛隊が英タンカーの拿捕を試み 英海軍が阻止か | NHKニュース
アメリカのCNNテレビなどは10日、アメリカ政府当局者の話として、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」の複数の船舶が中東のホルムズ海峡を航行していたイギリスのタンカーに近づき、拿捕(だほ)しようとしたものの、現場海域に展開していたイギリス海軍のフリゲート艦がこれを阻止したと伝えました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190711/k10011989691000.html
ホルムズ海峡の周辺の海域では、先月、日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が攻撃を受ける事件が発生し、アメリカはイランの関与を主張しているのに対しイランは強く否定し、両国の間で緊張が高まっています。
先日、イギリスに拿捕されたタンカーの報復である事は明白やね。
いい加減、日本国民に「世界の常識は、殴られたら殴り返す」だという事を自覚させないと駄目だと思う。
その意味で、韓国相手には未だ制裁を一つも実施していない*1日本政府は、舐められて当然だし、今回のホワイト国解除ですら、「悪手」だの「トランプの真似」だの非難しているマスコミのクズどもは、ガチで有害無益な連中だと思う。
あと、シーレーン防衛に関して、平和憲法のせいではあるが、完全にアメリカに依存してきた事について、アメリカがホルムズ海峡でのタンカーの護衛を放棄する旨を宣言した以上、日本が有志連合に参加して、戦力派遣はもはや不可避、と言えるだろう。
ただ、大国に囲まれた日本の防衛に特化した、今の海自には、非対称戦かつ長期派遣に向いた装備が無いし、中露北に加えて、レッドチーム入りした韓国まで相手にしなければならない関係上、戦力的にも余裕が乏しく、新たに艦隊を編成して派遣するなら、護衛艦数の増強は必須だろう。
具体的には、旗艦で長期派遣の物資・設備的な余裕がある、いずも型護衛艦1隻と、護衛の防空護衛艦(理想はまや型)1隻、ワークホースとなる30FFMを3隻ぐらい。*2
これをローテーションしなければならないので、プラスもう1艦隊分。*3
…どう考えても、このためには防衛費を年間5000億円ぐらい積み増ししないと無理じゃないかな。
関連:米国:タンカー護衛せず ホルムズ海峡など、有志連合の結成を検討 - 毎日新聞