gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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次期英首相にジョンソン氏=24日就任へ-「合意なきEU離脱」も:時事ドットコム

次期英首相にジョンソン氏=24日就任へ-「合意なきEU離脱」も:時事ドットコム

【ロンドン時事】英与党・保守党は23日、メイ首相の後任を決める党首選の結果、欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」も辞さない強硬派のボリス・ジョンソン前外相(55)が新党首に選出されたと発表した。穏健派のハント外相は及ばなかった。ジョンソン氏は24日、メイ氏の辞任を待って首相に就任する。
EU離脱は英国内の意見対立を背景に、当初予定の3月末から10月末に延期された。ジョンソン氏は袋小路に陥った事態の打開を目指すが、前途は多難だ。
党首選は6月、メイ首相の党首辞任を受けて告示。計10人が出馬し、候補者を2人に絞り込む議員投票をジョンソン、ハントの両氏が勝ち抜いた。一騎打ちの勝敗は、一般党員らの投票で決まった。
首相の座を射止めたジョンソン氏はロンドン市内で演説し、「EU離脱を達成し、国を一つにしよう」と訴えた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072300711&g=int

メイ前首相が、絶対に回避したかった、合意なきブレグジット(ハード・ブレグジット)を許容する首相が立ったことで、イギリス経済の短期的なクラッシュは確定した訳だ…。
客観的に見て、イギリス人の主張は、韓国人と同レベルの厚顔無恥なもので、欧州連合(EU)の義務*1は負いたくないが、メリット*2だけは享受したいとか、過去に欧州連合(EU)に居る事で得た利益に対する義務について、履行していない分を負債として返済せずに離脱したい、とか、図々しい事この上ない。
メイ前首相は、最低限、欧州連合(EU)との協議で決めた、恥ずべき所を持たない、堂々たる離脱を目指していたが、イギリス人は、人としての尊厳を保つ最低限すら蹴り捨てて、韓国面(コリアン・サイド)へ堕ちた。
少なくとも、英国は韓国と同様に、衆愚によって国際的合意を形成できない国である、という事実が証明されてしまった
折角、ここ半世紀近くで積み上げた、国としての信頼を、この件で大きく毀損した訳で、「これだからブリカスは…」という評価が再燃する事は、不可避だろう。

*1:移民移動の自由・関税自主権の放棄

*2:域内貿易が無税、域外輸出をEUの強い立場で得たルールが適用