gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

UQモバイルにMNPしたった

MNP弾回線を解約ではなく、MNPして番号を維持したのだが、良い噂の多いUQモバイルの回線品質を知りたかったので、今回はmineo回線を増やさず、UQモバイルへMNPする事にした。
まず、なるべく安くしたいと思ったのだが、UQ モバイルの音声付き契約が、あまり安くない。
一番安いプランSは、最初の1年目だけ1,980円(税別)だが、2年目以降は2,980円である。
しかも基本2GBで、最初の2年間だけ1ギガ無料と言うサービスなので、「2年以上継続して使うなら、クッソ高い」プランなのだ。
しかも、2年縛りまである。
そこで、注目すべきは「データ高速+音声通話プラン」。
こちらは、月1,680円(税別)で、1年縛りがあるものの、月3GBまで使え、音声通話は高めの設定だが、着信専用で使う分には殆ど問題が無い。
何より、期間限定の割引を複数重ねて、一見安く見えるようにしているプランS、M、Lといったサービスに比べると、とてもシンプルだ。
正直、大したメリットも無いのに、2年おきにMNPするとか面倒な事はしたくないので、後者で契約する事にした。
プランS、M、Lで契約するなら、Web経由で「事務手数料無料」かつ「8000円キャッシュバック」というメリットもあったのだが、2年目の1000円割引11か月分でしかなく、2年以上契約し続けるなら、プランSはマイナスになり続ける。
詳しく計算すると、
1年目は「データ高速+音声通話プラン」は総額28,253円(税8%で計算) に対して プランSは事務手数料無料とキャッシュバック8,000円を加味すると 20,901円(税8%で計算)と大幅に安い、激安だ!
んが、
2年目の総額時点で、「データ高速+音声通話プラン」は総額50,026円(税8%で計算) に対して、プランSは59,522円(税8%で計算)と、あっさり逆転される。
とはいえ、この時点なら、プランSの「5分間の通話無料」という「優位点」があるので、2年で約9,500円の差額は、そのサービス分の優位として甘受できる程度の差であると言える。
んがふふ、3年目以降の差が酷い。
「データ高速+音声通話プラン」は総額71,798円(税8%で計算) に対して、プランSは98,142円(税8%で計算)と、差額は 26,344円と広がり、しかも追加容量サービスが切れるので、月2GBしか無い。
これは、自宅や会社でWifiが使える人でも、通勤時間に使っているだけで、1か月持たない容量だ。
月3GB使いたい場合、毎月1080円(税8%で計算) の追加費用が掛かる。これを加味すると、差額は 39,304円とさらに広がる。
こうなると3年…36ヶ月で割っても、月1,092円も高いし、この差額は、「使えば使う程、差は広がる」という差異である。
この差額だと、3年目からは素直にプランMに契約変更した方がマシまである。
と言う訳で、プランSは論外だから、「データ高速+音声通話プラン」でサクっと確定。
余談だが、通話したい人の場合、プランSの方が有利である可能性もあるので、別にプランSがボッタクリプランと言うつもりはない。
ただ、着信専用のサブ回線という、自分の様な使い方だと、「データ高速+音声通話プラン」が適している、と言う話である。
とりあえず、この回線を暫く使って見て、mineoより明らかに繋がりが良い感じなら、維持して、大差無いようなら、解約してmineo回線を増やそうと思う。*1
…しかしまあ、総務省が「解約手数料を1,000円」にしたけど、そもそも移転するたびにMNP番号の発行手数料に、移転先の事務手数料で、6,000円かかる現状、そうそう頻繁に事業者を乗り換えるなんて、普通の人はしない訳で、本当に意味が分からん施策である。

*1:ちなみに、この日の昼時に、新宿で速度比較したら、UQよりmineoのDプランの方が早かった…