gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ファーウェイが中国情報当局に協力か、独紙報道 会社側は否定 - ロイター

ファーウェイが中国情報当局に協力か、独紙報道 会社側は否定 - ロイター

[ベルリン 29日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]が中国の情報当局に協力していたと報じられたことについて、同社は29日、報道内容を否定した。
同社は「通信網の安全性を損ねたり顧客情報を漏えいするような行為は断じて行っておらず、これからも行わない。報道は言い古された根拠のない主張の焼き直しにすぎない」と表明した。
ドイツ経済紙ハンデルスブラットは、外務省の機密文書を引用する形で、第5世代移動通信システム(5G)の構築に向け中国企業と取引するのは安全でないとの情報が米当局者からもたらされたと指摘。「2019年末時点で、情報は政府に渡っており、ファーウェイが中国の治安当局に協力していたことも判明した」とした。
ドイツ外務省は内部文書に関してコメントしないと述べた。

https://jp.reuters.com/article/germany-usa-huawei-idJPKBN1ZS2IA

創業者が全国代表大会に招聘されたこともある中国共産党員で、社内に中国共産党のグループがあり、中国政府から補助金を数兆円単位で受け取ってて、北米の携帯基地局市場に安値攻勢を仕掛け、中国国内には「中国企業は政府の求めに応じて、あらゆる情報を提供する義務」を課した法律がある状況で、「オラ、やってないずら」と証拠も無く言われたところで、誰が信じるんだ?
…と思うんだが、世の中にはこの程度の反論でも、「世界一流企業の代表が言う事だから」「公式発表だから」と信じてしまう、純真な人達が、割と多い印象。
更に言うなら、ファイブアイズの重要国で、アメリカの盟友たるイギリスですら
関連:ファーウェイ、EUの5Gネットワークから全面的な排除免れる - Bloomberg

欧州連合(EU)は次世代通信規格「5G」移動通信ネットワーク関連の契約から華為技術(ファーウェイ)などの中国の業者を完全に締め出すことはしなかった。
(中略)
米国の働きかけにもかかわらず、29日発表されたいわゆる「ツールボックス」措置は、中国製部品をあらかじめ完全に除外することは勧告していない。英国も28日、5Gネットワークの基幹部分以外の機器の納入をファーウェイなどに認める決定を発表していた。
(後略)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-29/Q4VBFU6JIJUO01

というていたらく。
まあ、5G特許の過半をファーウェイとZTEに握られた時点で、5Gから完全に中国企業を排除する事は難しいというか、中国企業から技術ライセンスを買って、機器を国内開発・製造するなら、中国製の数倍の価格に達する可能性が高い訳で、経済がヤバくなる事が確定している英国とか、そりゃ二の足踏むよなぁ。