彼方のアストラ 観たった (ネタバレなし)

去年、ＳＦ警察に粘着されて話題になった「彼方のアストラ」を、ＮＡＳからタブレットで動画視聴する場合のお試しとして一気に視聴してみた。
結論から言うと、以前のエントリで予想していた通り、とても楽しめた。
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後からWikipediaを見て、作者が「無人惑星サヴァイヴ」を観ていない事に驚いたが、同じ「サバイバル(十五少年漂流記)＋ＳＦ」というお題から派生していると考えれば、枝葉の類似は当然と言うべきで、また根底に「事件」を置いたミステリーでもある彼方のアストラは、やはり十分に差別化されたオリジナリティを感じられる作品だったと思う。
正直な話、ＳＦ的なガジェットの「都合の良さ」は、確かに感じられるが、それは作品の主題ではないのだから、むしろツッコむ方が野暮じゃないかと。
クローズドサークル作品で、「通信が隔絶された一軒家」が「都合がよすぎる」と難癖付けるようなもんだろう、それは。
とりあえず、ミステリーの作法で伏線を張ってた作品なので、無理にＳＦ畑の人が難癖を付けながら観るより、宇宙が舞台のライトミステリーくらいの感覚で楽しんだ方が勝ちだと思うわ。
もちろん、前者の楽しみ方で、十分に楽しめる、と言う人は、それはそれで構わないのだが。*1
最後に、ちょっとだけネタバレすれすれの感想。
ルカの父親、リアルバ美肉狙いとか、未来に生きすぎだろ…。

*1:楽しめたなら、わざわざ長文星１付けんなと言う話で終わる