gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

息子の高校合格祝いにゲーミングPC!10万ちょっとなのに性能ヤバい - パパ教員の戯れ言日記

息子の高校合格祝いにゲーミングPC!10万ちょっとなのに性能ヤバい - パパ教員の戯れ言日記
自分は、洋ゲーとか昔からやらんので、あんまりハイエンドPCには縁が無かったので、ふわっとした印象なのだが、昔…Coreiシリーズが出て、AMDがIntelに完全に負ける前(2006年以前)は、まだ「ゲーミングPC」という名前が無いか、超マイナーで、ハイスペックを要求される洋ゲー自体が、まだまだ狭い一部のコアユーザー以外は遊んでいなかった為に、BTOメーカーは「ゲーム用」としてハイエンドPCを売って居なかった。*1
だから、BTOメーカーで高額なハイエンド機を買い、更に高額なグラフィックボードを追加するよりは、自分で好みのパーツを買い、そんなにスペックが要求されない所は、部屋に転がっている適当なパーツを流用して組んだ方が、市販機ベースより安価にハイエンドPCを、それも自分好みで作れる、と言う時代だったと思う。
しかし、PS3が出始めた頃(2006年以降)には、日本国内のゲームメーカーは、高精細化するグラフィックのゲーム開発をする体力が無くなり、どんどんリッチな洋ゲーがコンシューマー機で遊べる一方、移植元であるPC版の、本来の美麗グラフィックで遊びたい、という人達が増えて、ゲーム用のハイエンドPC需要が高まると、小規模なBTOメーカーが、自作は面倒だけど、高精細なゲームは遊びたい、という人たち向けに、ゲーム用のハイエンドPCを売り出すようになり、いつの間にか、「ゲーミングPC」という名前で呼ばれるようになった、と言うふわっとした歴史認識
当然だけど、高性能で高価なパーツは、個人で単品購入するより、BTOメーカーが纏めて仕入れれば、元が高い製品だけに、値引きの大きさも大きくなり、仕入れのスケールメリットが大きくなる。
結果として、キンキンに尖ったウルトラハイエンドでもなければ、普通の「売れ筋」ゲーミングPCであれば、個人で組むより、BTOメーカーの物を買った方が、コスパが良くなる。
…まあ、当たり前だよね。
結果として、性能価格のコスパを重視する人やゲーマーは「ゲーミングPC」を買い、価格度外視で性能を追求したウルトラハイエンドを好む生粋のPCパワーユーザーは、自作をする、と言う棲み分けになっている認識。
もちろん、異論は受け付ける。
その意味で、このエントリのパパ教員は、どう見ても前者なので、「ゲーミングPC」で幸せになった。
めでたし、めでたし。

*1:フィスコンピューター的な扱いだったと思う