タイが潜水艦購入延期、コロナで崩れた中国の目論見 日本にチャンス到来、安倍首相の置き土産を無駄にしてはならない | JBpress（Japan Business Press）
タイが潜水艦購入延期、コロナで崩れた中国の目論見 日本にチャンス到来、安倍首相の置き土産を無駄にしてはならない | JBpress（Japan Business Press）
タイ政府は中国からの潜水艦輸入調達を、少なくとも1年間は棚上げにする決定を下した模様である。安倍首相が門戸を開いた「日本から国際社会に向けての戦略的兵器輸出」にとって、好機到来である。国際社会への戦略的兵器輸出によって、裾野の広い防衛関連産業が活性化し、ひいては日本経済再生の原動力の一つとなることが期待される。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61943
(中略)
今回のタイ海軍調達計画の一時的頓挫は、日本にとって潜水艦輸出再挑戦の機会となり得る事件と言えるかもしれない。
(中略)
2017年にタイ政府は中国からの3隻の潜水艦調達を決定した。1隻目の元型S-26T潜水艦は現在中国で建造が進められ、2024年中にはタイ海軍に引き渡される予定となっている。
2隻目、そして3隻目のS-26T潜水艦調達価格は約760億円（8月31日のドル円レート換算で）で、7年間にわたって支払われる予定となっていた。
(後略)
１隻目は無料としても、３隻合計で１５２０億円だと、普通に１隻５００億円以上*1と、ボッタクリ価格のチャイナ式通常潜水艦を買わされるのは可哀そうだけど、それがタイ政府、タイ海軍の選択だし、１隻目は嫌でも購入して運用するんだから、残りを互換性のない他国製に変えるメリットより、デメリットの方が大きい。
日本にとっても、今更虎の子である潜水艦を売るメリットより、デメリットの方が大きいので、素直に現状維持が理想でしょ。
