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韓国、33年目標に軽空母 実現不透明、不要論も - 産経ニュース

韓国、33年目標に軽空母 実現不透明、不要論も - 産経ニュース

韓国海軍は18日までに、国会の国防委員会に対し、2033年を目標に4万トン級の「軽空母」を導入する方針だと明らかにした。導入目標時期を当局が示すのは初めて。実現可能性は不透明だ。韓国メディアが報じた。
韓国海軍は当面の事業費を2兆ウォン(約1840億円)と見積もっている。国産空母を建造する中国や、護衛艦を改修して事実上の空母化を進めている自衛隊の動きに対抗する狙いがありそうだ。
保有目的が「不透明だ」(KBSテレビ)とする不要論も根強い。
軽空母の開発や設計は、国防省が8月に発表した21~25年の国防中期計画にも盛り込まれていた。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201018/wor2010180025-n1.html

是非、頑張って調達してほしい。
元々、竹島強襲揚陸艦は、軽空母保有に向けたテストベッドで、ワスプ級強襲揚陸艦のように、ヘリだけでなくハリアーのような垂直離着陸機の運用も視野に入れていたものだった。
が、ネームシップの就役からトラブル続き、レーダーを使えばゴーストまみれ、防空兵器を使うと艦載機をぶっ壊してしまうという欠陥やら、故障を放置したまま予備で運用して「平時に」全動力を喪失して漂流するなど、近代軍艦してあり得ない珍事を引き起こしつつ、艦載用のヘリ開発も順調に遅延し、経済危機などもあって予算削減もあり、15年かけてようやく搭載ヘリが載るなど、その経緯はグダグダ極まる結果となり、計画されていた2番艦以降の建造も伸びに伸びていた。
そんな国が、今度はジェット戦闘機運用型の軽空母を配備するって言うんだから、楽しい結果が待っているのは疑いようがない。
多少は整備に手を抜いても、浮いていれば格好がつくフリゲートコルベットと違い、空母は艦載機ともども頻繁な整備と高い維持費が掛かる金食い虫であり、そこに手を抜けば簡単に重大事故が起こりうる、クリティカルな兵器でもある。
整備や維持に手を抜く事では定評がある韓国で、どんな珍事を引き起こすか、想像の斜め上を披露してくれるだろう。