gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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死亡例も:エナジードリンクが飲めなくなる? 「カフェイン過多」が問題化 - ITmedia ビジネスオンライン

眠気覚ましや元気づけで若者に人気の「エナジードリンク」。海外ではエナジードリンクによるカフェインの過剰摂取で死亡した例が報告されており、未成年者への販売を法律で規制した国もある。日本でも市場が拡大しているが、規制されたりすることはないのだろうか。(平沢裕子)
(中略)
エナジードリンクも缶コーヒーも大人が嗜好品として常識的な量を飲む分には問題ないが、小さな子供には1本でも過剰なカフェイン摂取となる。家庭の冷蔵庫で保存する場合は子供が誤って飲まないような工夫が必要かもしれない。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1505/07/news032.html

つか少し調べれば、「覚醒作用がある」カフェインが結構「怖い」成分だなんて、中学生でも理解できるレベルなのに…。
成人男性の半数致死量は10〜12gと言われており、これだけのカフェインを摂取するのは、ほぼ無理ではあるのだが、軽度の中毒症状は250mgから発症する場合があるし、1時間以内に6.5mg/kg摂取すると中毒症状を、3時間以内に17mg/kg摂取すると急性中毒症状を発症し、後者は重篤な中毒症状を呈する。
一般的な成人男性(60kg)なら、前者で390mg、後者は1020mgに相当するのだが、ドリップコーヒーなら前者は4杯、後者は10杯で達してしまうのだ。
おまけに言うと、500mlのエナジードリンクなら前者が2本(1L)、後者が5本(2.5l)で達する。
普通なら、まず大丈夫な量なのだが、例えば体育祭の水分補給代わりにエナジードリンクを買ってくるようなアホは、間違いなく居て、その中のお調子者が、ガブガブと一気飲みを繰り返してしまうと…、急性中毒でひっくり返る、と言う事も十分にあり得てしまう微妙な数字でもあるのだ。