gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

撃墜にロシアが対抗措置、外相のトルコ訪問中止 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

【モスクワ=田村雄】トルコ軍によるとみられる24日のロシア軍機の撃墜は、両国関係がシリア空爆を巡り緊張する中で起きた。
プーチン露大統領は外交やエネルギー輸出でトルコを重視してきたが、撃墜という敵対行動を受け「きょうのような犯罪は許さない」とトルコに警告した。撃墜の理由についてトルコは領空侵犯を挙げるが、ロシアは強く否定。双方の主張は対立しており、領空侵犯の有無が大きな争点となっている。
ラブロフ露外相は24日、翌日に予定していたトルコ訪問を急きょ中止するとともに、テロの脅威が高まっていることを理由にロシア国民にトルコへ渡航しないよう呼びかけた。これは撃墜に対する対抗措置だ。
ロシアは9月に始めたシリア空爆を、イスラム過激派組織「イスラム国」の掃討作戦と位置づける。だがロシアの軍事作戦はシリアのアサド政権の延命が狙いだ。このため同政権の存続を認めないトルコは不満を募らせていた。11月になるとトルコはシリア北西部のトルコ系少数民族の村が空爆されていると指摘、ロシアへの批判を強めていた。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20151125-OYT1T50015.html

日本に対する防空識別圏への侵入は常態化、酷いときには領空侵犯すら平然とやらかすロシアだし、この機会にトルコ相手への示威行為として領空侵犯はやっていたと思う。
ロシアの誤算は、平時と有事の意識差と、日本のような弱腰対応しかしていない国ばかりを相手にしてきたので、「どうせ撃って来ないだろう」という甘えがあった点。
しかしどれだけロシアに非があろうとも、国力の差、国際影響力の差でトルコ側がババを引かされる可能性は高い。
アメリカがどう対応するかでトルコの明暗はわかれるけど、バラク・チキン・オバマだからなぁ…。