海保長官、工作船の可能性否定＝北朝鮮木造船：時事ドットコム

海上保安庁の中島敏長官は１１日、衆院議員会館で開かれた自民党議員の会合で、日本海側に相次いで漂着している北朝鮮の木造船に関し、「工作船である可能性はない」と断定した。出席者が明らかにした。
中島長官は、その理由として立ち入り検査による乗組員からの聞き取り結果や、エンジンの状況を挙げた。出席者から「工作船の可能性があるのではないか」などと質問されたのに対して答えた。（2017/12/11-20:15）

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121101042&g=prk

過去に遭遇した北朝鮮の「工作船」は、外観は漁船だったが、金属で補強され、エンジンを増強して速力を上げ、無線設備も潤沢で、更に対空機関砲などのまで搭載していたから、ソレと比べれば、純粋な木造船でクッソボロい漁船を「同じ工作船」とは言えないのは判るが、北朝鮮の軍人が乗り込み、軍の正規の命令で運用されている船舶なら「軍艦」と言うべきだし、武装が無いからそう言い難いなら、「工作船」でも間違ってはいないのだ。
例えそれが、中国へ密輸する目的で漁業活動している、単なる漁船だったとしても、軍の資金と燃料で、軍人が乗り込み*1、軍の為に活動してるんだから。
つかね、日本のマスコミが、平然と見当違いな報道を繰り返している事の方を、何とかしてほしいわ…。

*1:船長は軍人、船員は現地で雇われた民間人