gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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韓国型戦闘機開発、インドネシアの契約違反に韓国が抗議できない理由=韓国ネット激怒|レコードチャイナ

2018年10月22日、韓国軍が8兆ウォン(約8000億円)以上の資金を投入して進めてきた韓国型戦闘機(KF‐X)開発事業をめぐり、協力国のインドネシアが昨年から負担金3000億ウォン台を納めていないことが分かり波紋を呼んでいる。さらに、韓国・JTBCによると、インドネシアが負担金の減額と自国兵器の購入まで要求していたことも分かった。
記事によると、インドネシア李明博(イ・ミョンバク)政権の2010年、費用の20%を負担する代わりに戦闘機1台と一部の技術提供を受けるという条件で同事業に参加した。ところが、昨年(1389億ウォン)と今年上半期(994億ウォン)の分を未納し、今月末が締め切りの993億ウォンに関しても「未納する」と通知してきたという。これについて、記事は「明らかな契約違反」としつつも「11年と15年に結ばれた契約には、違約金などの制裁規定が記されていない」と指摘。また「2度の負担金未納で契約を破棄することは可能だが、韓国の負担が増えるだけで実益がない」と説明している。
一方インドネシアは、負担金の削減と自国の輸送機CN‐235の購入を提案するため契約の再交渉を要求したという。記事は「一方的な契約違反をしたインドネシアが兵器の購入まで要求しても、お粗末な契約書のため韓国軍と防衛事業庁は正式に抗議すらできない」と指摘。さらに「むしろ輸送機を下見したことが確認された」とも伝えている。
(中略)
「すぐに契約を破棄するべき」「負担金はいらないから技術移転しないで」と訴える声や、「単独開発すればいい。インドネシアの負担金は公務員の年金を削ればすぐ補える」と提案する声も多く上がっている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b655498-s0-c10-d0058.html

お笑い朝鮮人案件。
元々インドネシアがKFXに出資していたのは、2020年までにKFX事業が完遂される、と言う前提で、完成機の購入および技術移転と言う約束があったから。
その合意が成立したのが2010年で、実際に契約を結んだのが2016年。
この6年間、KFXは、一切の進捗が無かった。
試作機が作られた訳でもなく、F15SE採用で受けられる筈だった技術移転を、無理筋のF35A採用で逃して、ボーイングがKFX事業から撤退し、むしろ技術移転の当てが無くなった。
ただ、デジタルモックアップ…実際には、単なる「ぼくのかんがえたステルスっぽいデザインのイメージ図」が発表されるだけで、実際にそれが本当にステルス構造なのかすら検証できない始末。
しかも、KFXのプロモーションビデオには、フライトゲームから盗作した動画が使われるなど、国策案件とは思えないマヌケを晒している。
だから2015年に、インドネシアはKFXからの撤退を宣言したほど。
…実際には、その後で撤退の撤回を宣言し、正式な契約を結んだわけだが、この間にKFXに対して明るいニュースがあった訳では無いので、韓国お得意の賄賂工作の成果だという可能性が高い。
あと、韓国がインドネシアに一方的に技術供与する、みたいに勘違いしているようだが、インドネシアは韓国のKAIと同様に、インドネシアン・エアロスペースという国策で誕生した航空機メーカーを保有しており、軍用輸送機の国際共同開発と製造、ヘリコプターのライセンス生産を行っている、立派な航空機開発国。
ぶっちゃけ、韓国のインドネシアに対する優位点は、F16戦闘機をラ国した事と、実質的にLMの下請けで、エンジンや設計と言う重要な点は一切ノータッチで、組み立てやっただけのT50を国産戦闘機と言い張っている事だけ。
その点ですら、インドネシアに「渡せるものが無かった」から、インドネシアが怒っている訳で。
んで、2016年の正式な契約締結から2年経っている訳だが、KFXに必要な要素技術についての開発中というアナウンスが聞こえるだけで、実績はゼロ
一時期は、来年頭にも試作機の設計完了、21年には試作機が飛ぶという噂が聞こえたが、続報は無い。
FA50をベースに開発するという話もあったけれど、アレは第4世代戦闘機としてはF16C/D以下の性能なので、KF16を超える性能は、最初から期待できなくなる。
もし、事実なら論外だろう。
そして、この日程が発表された時点で、AESAレーダー等のアメリカから供与を断られた先進技術は全て「並行開発」という、杜撰な計画で、機体、要素どれか一つが遅延するだけでスケジュールが破綻するというクソ計画なのだ。
そりゃ、インドネシアも実際に成果が見えてくるまで金の払い込みは止めますわ。